内容説明
西洋医学に漢方や気功を取り入れ、人間を、臓器だけではなく心を含めた全体としてとらえるべきだという「ホリスティック医学」の第一人者である帯津良一氏の死生観を集大成。多くのがん患者や身内の死を看取ってきた経験から、人間のエネルギーを死に際して最高の状態にもっていき、死に向かってどう旅立つかを説く。
目次
第1章 私にとって死とは(永遠のなかのラストシーン 名誉院長講話で死後を語る ほか)
第2章 いのちの旅立ち(小母さんの死―はるかなるケンブリッジ 昔なじみを看取るということ ほか)
第3章 死と出会う(医者になって初めての死 哀しき死体 ほか)
第4章 死と向き合う(ホリスティック医学との出会い 他人事でない死 ほか)
第5章 虚空の人たち(遙かなるハイラルの街 輝ける虚空の人 ほか)