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内容説明
お金や権力はいらない、ただ人から評価されたいだけなのに、現実はなかなか思うようには進まない。原因は社員同士の足の引っ張り合いにある。ならば、足を引っ張らなくても済む状況を作ればいいではないか――。「win-win職場」が会社を救う。「出すぎた杭」は打たれない。「KY」など気にせずに、社内で思い切って突出しよう。組織人の新しい生き方を提言し続ける気鋭の学者が初めて処世術にまで踏み込んで論じた意欲作。
目次
理論編 認められたい私たち(なぜ認められたいのか;「経済人」?実は「承認人」;日本人と欧米人、ここが違う;「認められたい」と言えない日本人;なぜ“表の承認”が大切か)
実践編 こうすれば認められる(初級コース“職場”で認められるには…;中級コース“会社”で認められるには…;上級コース“世の中”で認められるには…)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ざっく
6
やっぱり欲求に関わる話は、人間の本質に迫っていると感じる。人間関係を上手に作れる人は、承認が上手な人だと思うし、自分はまだ一時的な感情で上手い言葉を選べない場面があり後悔も多い。生きていても、「あなたとペアで良かった」「あなたがいてくれて助かる」「あなたにはお世話になっている」などの言葉をかけられた時が一番嬉しいと感じてしまう。日本人は、認められたい感を出さないが、認められたいと感じている人が多いと思うので、逆にもっと振り切って認められるために頑張るのもありなのでは。2023/01/03
ほじゅどー
4
他人から認められたいというのは誰しもが持つ気持ちである。問題は、認められたいのにナーと本人が心のなかで思うだけでは、他人が認めるかどうかコントロールすることはできないことである。出る杭を打つ日本人社会には、日本人ならではのアピールの作法があるのだそうだ。2011/08/12
suma2021
2
社会人として組織や社会に認められるテクニックが書かれた書。承認される人とされない人のその後のゼロサムゲームの力学を回避するのがファーストステップと解く。ポストも頭打ちとなった成熟した企業で承認のゼロサムゲームを回避するためM&Aをしている企業も多い気もする。しかしながら承認欲求を満たすだけで成功しないだろう。本書に書かれているテクニックも重要だが、基盤となるビジネススキルもやはり重要だと再認識。2022/12/25
Go Extreme
2
理論編 認められたい私たち なぜ認められたいのか 他人の目がなければ、本当の自分は見えない 「経済人」?実は「承認人」: プライドオ傷つけた成果主義 承認不足 天才も実は承認人 日本人と欧米人、ここが違う: 中身重視の欧米人・周りの目重視の日本人 大部屋オフィスはハレの舞台 同じ制度でも日本人には逆の効果 「認められたい」と言えない日本人: 表と裏の承認 なぜ出る杭は打たれるか なぜ“表の承認”が大切か 認められる→成績↑ 名前が出ると意欲がわく 活気ある職場の意外な弱点 実践編: 職場 会社 世の中2018/10/01
\しおり/
2
認められたいというのは誰もが持つ自然な感情。だから、人を褒めて認めることはとても効果的。「ほめ言葉ブック」が世に出るくらい。大事なのは誰かが認められれば自分は認められないというゼロサム思考を捨てることらしい。2014/01/25