内容説明
神代恒彦はCIAの非合法員(イリーガル)だ。メキシコ保安局(MIM)の依頼で、ユカタン半島に潜む反体制派の抹殺を受け負った。任務終了後、相棒のベトナム人グエンが謎の言葉を残して報酬を持ち逃げした。グエンを追ってメキシコからカリフォルニアへ。背後には神代を狙う正体不明の男たち。国際政治の裏で暗躍する組織と非業の死。冒険小説の幕開けとなった傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
go
2
船戸氏の作品を初めて読んだが、非常に読み応えがあって他の作品も読もうと思った。出来れば発表順に2022/11/20
ken-chang
1
既読2020/06/11
東森久利斗
0
「山猫の夏」、「伝説なき地」で船戸与一に初めて触れ、完膚なきまでに打ちのめされ、心躍らせた時が蘇る。原点を顧みることができて満足。もう新刊を手にすることができないのが残念。2016/02/09
ishii
0
良かったですよ。2015/04/09
makochin
0
小っちゃい頃に『ブラックエンジェルス』を読んでから、将来の夢が「暗殺者になること」だったのを思い出しました。ラストは、うーん。。。スカっとしないエンディング。2015/02/13