おバカでも明るい育て方

著者名：キャサリン【著】

主婦と生活社（2012/07発売）

• ISBN：9784391137118

内容説明

たくさんの人から娘のスザンヌについて質問されます。「本当にあんなに頭が悪いんですか？　あれはテレビのやらせじゃないの？」そんなときは「あのとおりなんですよ」と、お答えします。「どんなお子さんでしたか？」と聞かれれば、ありのままにスザンヌの子ども時代をお話しすることができます。ところが、「どうやって育てたら、あんなふうに純粋でやさしい子になるんですか？」と聞かれると、それに対する答えは空っぽ。何も思いつきません。「どんな子育てをしたか」は、私が、されていちばん戸惑う質問。そして、皆さんからいちばん多く受ける質問でもあるのです。私は、二人の娘がまだ小さい頃に離婚をしています。女手ひとつで子どもを抱えて働く忙しさもあって、育児書や子育ての本を参考にすることは一切ありませんでした。「こういうときはこうすべき」という規格やルールが何かに書いてあっても、それがすべての子供に当てはまるとは限らない。だから、「ごはんを食べさせて事故にさえ遭わなければ」とただ必死で、子育てをしていると意識したこともなかったのです。この本を書くにあたり、スザンヌが生まれたころのことから、一生懸命思い出してみました。つくづく、二人の娘の母でよかったと今改めて思います。世の中には、大変なこと、つらいこともあるかもしれない。でも、いつも子どもが私を導いてくれました。スザンヌだけが特別じゃない。子供はみんな宝物です。この本を手にしてくれた皆さんが、そのことを思い出してくださったら、それほど嬉しいことはありません。（はじめにより）

目次

第１章　紗衣がスザンヌになる前の話（家出と再会；行ける高校が見当たらない！　ほか）
第２章　私がキャサリンになるまでの話（私の子ども時代；入試一カ月前に大学受験を決意　ほか）
第３章　おバカでも明るい育て方（「お勉強は何もできない子がするものなのよ」；みんなちがって、みんないい　ほか）
第４章　スザンヌの大躍進（たった一人で東京へ；おバカキャラで大ブレーク　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みゃーこ]

こんな内容だったんだ…

2013/08/22

[雨巫女。@新潮部]

《私‐図書館》スザンヌさんは、熊本の観光部長するぐらい、かなり地元に貢献してくれてます。マーガリンちゃんも、熊本でタレント活動してました。キャサリン｀s BARは、地元でも、人気店です。

2011/11/16

[まーちん]

母親ってどんなことがあっても娘を大切に思うんだなぁ。　ずっと言っていたという「オンナは愛嬌」という言葉、スザンヌさんを見てると「あぁ」と納得してしまう。

2010/07/14

[きち]

日本人で本名が別にあるのに、スザンヌと名乗り、妹はマーガリン、母はキャサリン、義父がヴァンダムというかわった家族がいかにして生まれたか、興味があったので読んでみました。スザンヌは成功したからよかったものの、高校中退、家出など、一歩間違えれば危ない人生だったなー、と思います。スザンヌ、これからどの方面で芸を磨いていくのでしょうか・・・・。

2010/06/02