シニアこそ都会に住もう - 田舎暮らしは不安がいっぱい

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シニアこそ都会に住もう - 田舎暮らしは不安がいっぱい

  • 著者名:山﨑武也
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2013/12発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569704975
  • NDC分類:367.7

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内容説明

退職後、悠々自適に生きるためには、どこに住めばいいか? 医療・介護、利便性、娯楽など、シニアライフの現実と醍醐味を掘り下げる。仕事の世界から離れると、忙しくなくなる。すると、自然に静かな世界になる。だが、静かを推し進めていくと、寂しさがつのってくるのではないだろうか。それに耐えることができるであろうか。仕事の環境である「都会」の要素がなくなると、さらに寂しくなる。多くの選択肢があり最新のものが溢れている便利のよさには、大きな魅力がある。それに、時代の流れを肌で感じることのできる都会には、多様性と変化に富んだ刺激がある。そのような時代の息吹が感じられなくなったら、寂しい思いもさらにつのってくるのではないだろうか。いずれにしても、シニアになるまでつつがなく生きてきたことは、自分に良識が備わっている証拠である。大いに自信とプライドを持って、シニアの生活を全うすることだ。(「はじめに」より抜粋)

目次

住んでいるのは都会か田舎か<br/>終の住処<br/>仕事と都会<br/>「住む」と「訪ねる」とは大違い<br/>大都会の魅力<br/>田舎の魅力と煩わしさ<br/>田舎と封建主義<br/>危険と安全<br/>物価は田舎のほうが安いが<br/>行動範囲を考えて〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kum

20
多忙な時代を終えて定年になったら自然豊かなところでゆったり暮らす。確かにそんなことを考えてみたこともあるが、いくつかの側面からシニアこそ都会に住むべきだという論には頷けることがたくさんあった。疲れと寂しさのバランスでもあるのだろうが、身体が弱ってくるからこそ、なるべく活動を制限しない環境に身を置き刺激を受けるべきという考え方には個人的に納得。そもそも都会も含め、緑の多さや景観の良さも時にリスクになるほど自然災害の多い今。住まいを決める基準も変わっていくのだろうなと思う。2019/10/23

あび

8
「年を取れば田舎に住むほうが間違いなく快適に過ごせる」という価値観に疑問を抱かせる書であった。田舎は癒しの空間であり、騒々しさから離れ自由な生活が出来る。これはある程度は当てはまっているのかもしれないが、全面的には正しくない。むしろ、都会に暮らすほうが快適な部分も多数あるのだ。老後にどのような生活空間を築いていくべきかを深く考えさせられる良書だった。2017/05/13

フクミミ

8
都会に1時間以内で出かけられる郊外のトカイナカがいいかも。両方のソコソコの良いとこどりって感じで。 車がマストなところは私には辛いかな。2016/10/04

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