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内容説明
「インテリジェンス」の手法をビジネスの実践に活用するにはどうしたらいいのか? VISA、IBM、ディズニーなど豊富な事例から学ぶ「仮説競合分析」や「シナリオ分析」の手法。
【主な内容】
第1章 CI(競合インテリジェンス)とは何か/第2章 「彼を知る」から「自分を知る」へ/第3章 シナリオ分析で未来を予想する/第4章 ビジネスの現場でCIを実践する/第5章 ケースで学ぶ:ビジネス最前線でのCI活用法/終 章 「インテリジェンス的に考える、そして生きる」ということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
14
国際政治で活用されるインテリジェンス技術は、今ではビジネスの分野でも大きな影響力を持っているがそれはいったいどのようなものなのかを論じた一冊。国際政治でインテリジェンスはよく聞きますが、ビジネスだとどう用いられているのか興味が湧き読んでみました。何よりもまず「自分を知る」ことがインテリジェンスの第一歩で、そうすることでライバル会社の取りうる戦術やこちらが仕掛ける(あるいは防衛する)際に用いることが可能な現実的な手段を正しく知ることが出来るというのはなるほどと思いました。事例も豊富で読みやすかったです。2018/04/17
ふろんた2.0
8
分量が軽めで、ビジネスインテリジェンスのナビゲート版といったところ。いかなる技術や手法があっても、自分を知るということが大きいのかも。2012/12/14
kilroy
1
☆☆2つ。 CIAのインテリジェンスノウハウからきてるCI(コーポレートアイデンティティでなく、コンペティティブインテリジェンス!)を解説。「インフォメーションとインテリジェンスの違い」ってよくよく考えると「あーそうだよね」って内容。企業内でインテリジェンスに関わる担当者、企業の外から支援するコンサルタント必読。2014/05/24
kk
1
本書で扱われるインテリジェンスとは、「それは判断・行動のために必要な知識」であり、「得」をするための(「損」をしないための)利益を実現する知識である(22頁)。本書の主張は、同著者のインテリジェンス関連の他の著作の路線を基本的に踏襲しているが、特にビジネス・インテリジェンスに軸足を置いた本書では、ヘリングのKITプロセス(Key Intelligence Topics)や、プレスコットの4規則(騙すな/誘惑するな/こそこそとやるな/「たなぼた」に気をつけろ)なども紹介されていて興味深かった。2014/02/26
ひょくたん
1
CIA仕込のインテリジェンスを企業戦略に持ってきたのがCI(competitive Intelligence)。その内容とは? 非常にためになった本。2010/05/28