内容説明
2代続けて政権を投げ出したお坊ちゃま総理、早くも官邸崩壊寸前の3人目のお坊ちゃま麻生太郎。宰相不在が続く日本に明日はあるのか? そして政治の監視役を務めるべきマスメディアの情けない現状とは? 迷走する政治とメディアを痛烈に批判し続け、安倍政権の崩壊を予見した気鋭のジャーナリストによる最新時論集!
目次
第1章 危機管理なき国家(“首相不在”一二日間で露呈した危機管理意識の欠如 “国防”と“政治”と“ゴルフ”の不適切な関係 ほか)
第2章 冷めた首相(永田町の欺瞞を象徴するガソリン暫定税率と道路公団民営化 イージス艦の衝突事故に見るお粗末なダメージ・コントロール ほか)
第3章 政権放棄再び(北朝鮮に足元を見られ、核開発を黙認するブッシュ政権の大愚 洞爺湖サミットで福田首相が自画自賛する「成果」の実態 ほか)
第4章 末期症状(義理人情優先の麻生新内閣に漂う「官邸崩壊」再びの予感 首相の意向を無視して解散日程を捏造したマスコミ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
michi
1
政治コラム集。こういうのって賞味期限があるのでその時読みたかったかなあ。検証としては有効。2009/09/23
司馬遷太郎
1
官邸崩壊が労作だったので期待したが、ただのコラム集。買う前に調べて置くべきと反省。内容は時々の話題を取り上げただけの軽い読み物に過ぎない。2009/03/11
ゆうた
0
福田から麻生と連なる時代、世襲自民の問題点等をうまく顕在化しています。その後の民主党も・・・。2012/10/20
ko_sakaba
0
安倍・福田・麻生政権の流れが分かる。「お腹の調子が悪い」(安倍首相)「あなたとは違うんです」(福田首相)「頻繁(はんざつ)、未曾有(みぞうゆう)、踏襲(ふしゅう)となど漢字を読み間違えた」(麻生首相」。当時を振り返りながら読みました。2012/09/08
nekokone
0
結局、国民の問題ということでは?2010/03/18