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内容説明
ぞんざいに扱われた、周囲の評価が自分が思うより低い、いわれない罵声を浴びた……そういった時、人は怒る。つまり怒りは自分が抱く期待と起きた事象のズレで生じる。その怒りの感情の裏には、実は失望や寂しさ、不安、恥など別の感情が潜んでいる。怒りは他人や環境のせいで生まれるわけではなく、原因は常に自分の中にあり、意識さえ変えればコントロールできるのだ。怒りの仕組み、抑え方、適切な表現方法を心理カウンセラーが徹底指南。
目次
第1章 怒りの蔓延する社会(すぐキレる人たち クレーマー ほか)
第2章 怒りのメカニズム(感情に「いい」「悪い」はない 怒りはココロからのメッセージ、SOSの大事なサイン ほか)
第3章 怒りの三段活用(怒りを感じる(三段活用1)
怒りを分析する(三段活用2) ほか)
第4章 怒りの上手な表現方法(事実、裏感情、欲求と願望を整理する 怒りを表現する ほか)
第5章 イライラをワクワクに変える22の方法(違和感を大切にする 自分のココロの声を言葉にする ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
115
【裏感情に気づく】 二次感情(怒り、自尊心、恥、誇り、傲慢、困惑、罪、嫉妬、…) の裏にどんな 一次感情(悲しみ、寂しさ、喜び、驚き、恐れ)が隠れているか? 『[事実]、[裏感情]、[欲求と願望]を整理する』『ココロの声を聴く』/(昨日の本では「『どんな気持ち?』 と自分に問いかける」)2016/01/13
団塊シニア
51
怒りの三段活用、怒りを感じる、怒りの内容を分析する、怒りに対処する(期待値を下げればいい)については納得できる内容です。2014/12/01
けんとまん1007
6
面白いヒントが結構ある。「裏感情」と言う言葉が一番印象深い。ナルホド!と思った。人の怒りは裏感情の裏返し・・・というか、裏感情こそ真実の感情なんだろなあ。たしかに、モンスター○○とか、怒ってばかりいる人を見ると、「可哀そうだなあ~」とか「哀れだなあ~」と数年前から思えるようになった。そう思うと、見え方も随分ちがってきたと思っている。(少しは、そう思うことで自分を守っているのかもとも思うが)2011/02/10
ごへいもち
4
つきぬけた頭の良さはない規則好きな優等生という著者の姿が見えるような気がしてイマイチだった。大体自転車が歩道を走っていることやコンビニの前でタバコを吸っていたり歩きながら音楽を聴いているような人たちに対する怒りというのが理解できない。確かに迷惑かもしれないけど怒りのレベルになるということに共感できなかった2010/03/06
みんと
4
人が怒るときの理由とは?なぜ、怒りの感情が湧いてくるのか、そのメカニズムがわかる本である。自分自身の場合と照らし合わせてみても、あ、そういうことだったのかと納得できる。実は、ココロの声がSOSのサインを出していたのだと。よく話題になるクレーマーにしても、自分を大切にしてほしい、話を聞いてほしい、認めてほしいという心の叫びが、むちゃくちゃなクレームとなって発散されているのだということ。それがわかれば、対策としては、心の声である裏の感情をうまく伝えればお互いにうまく収まるのではないだろうか。2009/04/22
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