内容説明
バレンタインの夜、初めて訪れたロンドンのレストランで、ジョイは思いがけず大物スターのルーカスと出会った。探るようなブルーの瞳に見つめられ、ジョイの背筋に震えが走る。有名人とはいえ、初対面の男性をこれほど意識するなんて……。彼からダンスに誘われたとき、ジョイは思いきって承諾した。田舎暮らしの地味な司書だって、少しくらい楽しんでもいいはず。踊りつつ不意に唇を重ねられ、ジョイは我を忘れて激しく応えた。するとその直後、マーカスは彼女をふしだらな女性だと思い込み、けわしい顔で侮蔑の言葉を浴びせかけてきた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
6
ケーシーは女性雑誌のバレイタインコンテストに当選したものの、彼は男性。豪華なデートを図書館司書で社交生活のないいとこにプレゼントする・・・、というのがこのお話の発端。地味で浮ついた部分がないヒロインがいつの間にか複数の男性から求められる事態に。でも、あれこれややこしい話を取っ払ってみたら、ヒーローはひたすらヒロインにストレートに求愛してます。つまり一目惚れだったんですね。ゴージャスかつ誠実な男性にシンプルに求められるお話だった訳です。ヒロインがひどい目に合わなくってほっとするやら、拍子抜けするやら。2014/05/23
akiyuki_1717
2
ヒロインが好きになれなかった。従兄に今まで振り回されてきたって愚痴ってるのに、ヒーローに対して妙にプライドを振りかざしてみたり、誤解をワザと解かなかったりと、自ら墓穴を掘り続けて、どうして悪い方に行くの…ってバカかと思った。振られた上司の彼も、深読みすれば、四年の間に裏切られてたってことなのでは?あちゃらの人はもっと自分のことキチンとアピールするのではないの?いい年をして純情でいい子すぎるヒロインも嘘臭いし、最近やたらと死んだ妻に罪悪感やら、愛情を持ち続けてるヒーローの話が多いせいか、胃もたれしそうだ。2017/12/15
ちゃろ
1
⭐⭐⭐ヒロインに言い寄る男性3名。でもヒロインの軽率な言動がトラブルを招いているかも。2013/10/19