内容説明
日本だけでなく世界から注目された著者の授業。その教育観と哲学、実践の神髄を紹介。青年教師、教師をめざす学生必読の書。著者は、「子どもが日々学び取っている発見、好奇心、喜びや悩み・苦しみなどを教師・親・大人はもっとキャッチし、豊かに返球することが大切だ」と強調する。
目次
第1章 ひとと自然 過去と未来にていねいにつながることの大切さ(漢字には深い意味がある 「ちいさなちいさな駅長さんの話」 ほか)
第2章 子どもの力は学び合ってこそ育つ―ハッピーに生きるために、いま必要なこと(金森俊朗が語るいのちの授業)
第3章 自分のことばを持つこと 読み解く力を育むこと(金森俊朗の「詩の授業」 全国一斉学力テストの分析 ほか)
第4章 いっしょに生きようぜ!(「不幸だ!」なんて言わないで 悲しみへの共感 ほか)
第5章 やっぱり、教師でよかった―ベテラン教師からのメッセージ(学ぶこと、学び合うことの興奮 とことん耳を傾け、聴くことに全力を ほか)