角川文庫<br> 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

個数:1
紙書籍版価格
¥523
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

  • 著者名:小菅正夫/輿水泰弘
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043932023

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

真冬はマイナス30度にもなる北海道・旭川にありながら、日本一の入園者数を誇る旭山動物園。が、かつては、老朽化と来園者数の減少から何度も閉園の危機に見舞われてきた。そんな苦境の中、園長や飼育係の面々は、動物への深い愛情を持って、子供たちに「夢」を与えられる動物園作りに必死に取り組んだ。旭山動物園園長・小菅正夫氏の実話をもとに、夢の実現に奮闘する人々を描く、映画『旭山動物園物語』を完全ノベライズ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うたまる

4
「今の野生のヒグマはね、十年生きるのがやっとですよ。ところが動物園のヒグマは三十五年も生きるんだわ。三倍以上ですよ。ヒグマに限らず動物園の動物は、みんな寿命が延びてるさ」……人間で言うと、自由を奪われ90歳まで生きるか、自由に生きて30歳で死ぬか。動物園についての是非論まで読めるとは思ってなかった。登場人物の造形は映像向きのエキセントリックなものだったが、こういう切り口なら、分量が倍でもいいのでもっとじっくり読みたかった。そして、まんまと術中に嵌まり、実際に訪れてみたくなった。2012/09/06

雲雀丘 正雀

2
この本を読んだ後、実際に旭山動物園へ旅行をした。 いままでの動物園とは異なり行動展示というものを全面的に見れて凄かった。特にぺんぎん館とあざらし館は全く新しい感覚を掴んだ見なきゃわからない所でした。映画も見ましたが実際に見て感じるのが楽しかった。滞在時間2時間半でしたが楽しめました。今度は動物が寝ていない時に(笑)その時にまた読み直そう。2019/03/12

綾瀬ちかこ

2
映画のノベライズ版。映像が欲しいけど、今でこそ大人気の観光施設であるあの旭川動物園の秘話が垣間見えて印象深かったです。2012/11/14

さとうはな

1
旭山動物園に行きたい。山極寿一先生との対談本「ゴリラは戦わない」を読んでから本作を読み、本作ではサラリと描かれているエピソードにも、一つ一つすごく大きな葛藤や苦悩があったんだよなぁ、と思うと、もっと詳しく知りたいと思う。 しかし、この園長の口調・・・夏休みこども科学電話相談の小菅のおじさんの口調そのまんま!2018/02/22

みくに

1
凄い!なんとかなったー。柵をプレゼントしてくれたご老人とか本当にいたのかなー。いたら凄いな。今年の4月にこの動物園に行く予定で旅行のプラン立ててたらやってない事が判明してしかも10月から4月下旬までって普通に考えたら観光シーズンじゃんと、人気が出たから余裕持ったのかとか繁殖シーズンだからなのかなとか旦那と話てたんですけど…この時期−30°になるんじゃ無理ですよね。無知って怖いf^_^;同じ北海道でも都会でむしろ暑かったくらいの札幌とは違うんだなあ。この本を読んで益々一度は行ってみたいと思いました♪2015/11/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/405398
  • ご注意事項