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内容説明
陸軍大将全員の人物像と事績を4人の歴史家が洩らさず紹介した、リーダブルな陸軍史の決定版。本書は西郷・山県・児玉・乃木など、明治期の大将31人を扱い、その実像を伝える。
目次
第1章 大将の誕生(廃止された陸軍元帥
ほとんどが金鵄勲章佩用者 ほか)
第2章 草創期の大将たち(大村益次郎-建軍の父
西郷隆盛-「敬天愛人」の人 ほか)
第3章 眠れる獅子「清国」に挑む(野津道貫-猛将の典型
北白川宮能久親王-台湾で死んだ宮様 ほか)
第4章 日露の戦いのなかで(山口素臣-初の教導団出身の大将
岡沢精-初代の侍従武官長 ほか)
第5章 明治陸軍の栄光に包まれて(大島義昌-日清戦争、緒戦の功績者
大島久直-師団長の在任記録ホルダー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
16
日本が近代化に向けて出発した初期の陸軍大将というだけあって、数奇な経歴を持つ歴戦の勇将あり、後の制度の基礎を固めた大物在りと創設期ならでは、固まりきっていない時代の面白さが溢れている。全覧とはいえ軽めの話も交えた座談会形式で、陸軍史としても軽く読めるのが悪くない。児玉源太郎、乃木希典などさすがにページ数が多いが今回は大山巌の高評価が気になった。また、戦争ではなく戦闘の天才と称される立見尚文が長岡戦争時、奇襲で山県有朋を圧倒しその後も揶揄したというのと、それでも山県は彼を起用したのは時代が映る狭間の痛快な話2016/02/02
兵衛介
4
ソースがよくかわからないが怪しげなエピソードが詰まっており読み物として非常におもしろい。2009/08/09
takao
2
ふむ2024/04/07
おね様
0
ようやく読み終わる。まだまだ勉強不足と感じる。地図を頭で描くように知識をつけたい2013/11/02
kimx202
0
半藤一利さんの本はつい読んでしまう。2010/03/06