PHP新書<br> 『源氏物語』の京都を歩く

個数:1
紙書籍版価格 ¥1,026
  • Kinoppy
  • Reader

PHP新書
『源氏物語』の京都を歩く

  • 著者名:槙野修/山折哲雄
  • 価格 ¥800(本体¥741)
  • PHP研究所(2008/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはお支払い画面でご確認下さい)

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

千年にわたって読みつがれ、今なお人びとの心を揺さぶる『源氏物語』。
その主人公、光源氏や女人たちが見た平安の都の場景とは―。
本書は五十四巻からなる長編のあらすじを丁寧に紹介しながら、ゆかりの寺社、庭園、風物を訪ね歩く。
若き源氏が暮らした京都御所をはじめ、空蝉、夕顔、紫の上、玉鬘といった女たちとの逢瀬の場となった洛中、東山、北山、嵯峨野の名所へ…。
小路から大橋、河畔、山々に至るまで、京都の風光には『物語』の気配が溶け込んでいる。
カラー写真も揃え王朝絵巻が甦る源氏紀行の決定版。
光源氏と女たちの足跡を訪ねる京都散策の書。

『源氏物語』のあらすじを解説しながら、舞台となった京都御所、嵯峨野、清涼寺、宇治などを訪ね歩く。千年前の情景が甦る歴史散策の書

千年にわたって読みつがれ、今なお人びとの心を揺さぶる『源氏物語』。その主人公、光源氏や女たちが見た平安の都の場景とは――。本書は五十四巻からなる長編のあらすじを丁寧に紹介しながら、ゆかりの寺社、庭園、風物を訪ね歩く。若き源氏が暮らした京都御所をはじめ、空蝉、夕顔、紫の上、玉鬘といった女たちとの逢瀬の場となった五条の宿、東山、北山、嵯峨野へ……。小路から大橋、河畔、山々に至るまで、京都の風光には『物語』の気配が溶け込んでいる。例えば、薄幸の美女、夕顔が住んでいたとされる下京区高辻通堺町下ルには、いまも「夕顔町」という地名が残っている。京都の人々が『物語』のなかの人物とはいえ、夕顔を哀れんで町名にしたり、墓をたてたりしたところに、この物語への愛情を感じる。なんども訪れたことのある京都も、『源氏物語』を読み返すことで歩き方が変わるに違いない。カラー口絵写真も添えながら、王朝絵巻が甦る源氏紀行の決定版である。

●その序 『源氏物語』の場景を訪ねる前に 
●第一章 冒頭巻の「桐壺」から「帚木」「空蝉」「夕顔」を読む 
●第二章 幼妻をえる「若紫」から失意の「須磨」「明石」までを読む 
●第三章 復権の「澪標」から華麗な六条院の巻と「玉鬘十帖」を読む 
●第四章 『物語』の白眉「若菜上下」から次世代の巻と源氏の終末を読む 
●終章 三世代の巻々と「宇治十帖」の男女を読む

目次

『源氏物語』の場景を訪ねる前に
第1章 冒頭巻の「桐壷」から「帚木」「空蝉」「夕顔」を読む(『物語』の時代背景と「京都御所」;若き源氏の恋と「京都御苑」周辺;源氏の女人彷徨と東山山ろくの寺社)
第2章 幼妻をえる「若紫」から失意の「須磨」「明石」までを読む(紫の君の登場と洛北の山寺;危険な情愛に溺れる若き源氏;源氏の光と影を映す洛外の地;『源氏物語』はどのように執筆されたのか;流離生活を余儀なくされる源氏の君)
第3章 復権の「澪標」から華麗な六条院の巻と「玉鬘十帖」を読む(政権に復活して権門家への道を歩む;『物語』の主人公が源氏の次世代に;「玉蔓十帖」にみる源氏の変容;加齢な六条院での愛の暮らし;玉蔓に悩まされる男君と女君)
第4章 『物語』の白眉「若菜上下」から次世代の巻と源氏の終末を読む(『物語』の最長編となる「若菜」の上下巻;「盈つれば虧くる」―たちこめる暗雲;光源氏の長大な物語の終焉)
終章 三世代目の巻々と「宇治十帖」の男女を読む(源氏亡きあと『物語』はなにを描く;宇治十帖と宇治の風光)