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内容説明
恋愛――それは人類の長い歴史を通じて、私たちの人生にとって常に重要なものであり続けた。人類最大のメディアだった絵画表現のウラを読む、新しい角度からの西洋美術史。
目次
第1章 恋する画家たち
第2章 愛の神話
第3章 愛のかけひき
第4章 結婚―誓われた愛
第5章 秘められた愛
第6章 禁じられた愛
第7章 愛の終わり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
48
ひたむきな愛に辿り着いたルノワールと性欲のままに生きたピカソ。画家の生き様に始まり、強姦魔のゼウス、世界一のストーカーアポロン、調子に乗るクピド、妻がいるのにスパルタ王の妻ヘレネを誘拐した駄目男パリス、パワハラとセクハラの代表ダヴィデ。…って、いやいやそこまでばっさり云うなよ…と苦い笑いが零れてしまう、「恋」に彩られ「愛」から解放されることのない美術の世界。「ヴィーナスの誕生」ならボッティチェリよりブグローが好きだし、ジェロームやベルニーニも好き。しかし、「但しイケメンに限る」ネタを此処ででも見るとは…笑2019/08/02
金吾
27
古代から中世ヨーロッパの恋愛事情や風習を絵とリンクさせながら教えてくれます。中野京子さんにも言えますが、絵の解釈が面白いので、西洋絵画に対する興味を増さしてくれます。2026/08/05
こぽぞう☆
15
KindleUnlimitedにて。池上さんの美術史の本はもう何冊も読んでいるので、重複も多い。「愛の寓意」どれだけ好きなの?カラー図版は、口絵10枚のみ。2017/10/10
ソフィア
11
恋と愛の観点から西洋美術史を解説している。古代や印象派まで幅広く、中世ルネサンス以外の作品も取り上げられているのが気に入った。また、綺麗事の恋愛だけでなく、性愛にも言及しているところが素晴らしい。タブー視されがちな性だが、愛を語る上で切っても切り離せない関係にあることは、作品からも読み取れた。本文と直接関係ないが、引用文献にある「〇〇の歴史」の多さに驚き。過去を紐どきたがるのも、愛と同じく人間の習性なのかもしれない。2023/02/22
viola
11
何これ何これ!もろ好みな絵画&彫刻ばかり。ギリシャ神話の絵画や彫刻が特に好きなので、嬉しい限りです。恋や性にまつわる美術が盛りだくさん。類書よりも言及されている作品が多いです。有名な作品が多く、これを読むような人はほぼ作品図が頭に入ってる人ばかりだから良いのでしょうが、写真が小さくモノクロというのが非常に残念。分かってても、細部まで覚えてなかったり…ね。でも内容はすこぶる面白いのでオススメ。2011/09/07
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