華族たちの昭和史―昭和史の大河を往く〈第6集〉

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華族たちの昭和史―昭和史の大河を往く〈第6集〉

  • 著者名:保坂正康
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 毎日新聞出版(2014/01発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620107745

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内容説明

世襲、二世たちが日本の進路を誤った!
近衛文麿、木戸幸一、牧野伸顕など、したたかだが脆かった昭和の華族たち。その人生と責任の取り方。

<目次>
華族たちの昭和史
かつて日本に存在した「華族」という階級
近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
西園寺公望と近衛文麿の暗闘
日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
最後の元老・西園寺公望、坐漁荘での日々
西園寺公望と日本の政治の「死」
東條英機は爵位を欲していたか
二・二六事件と牧野伸顕の決意
牧野伸顕と女婿・吉田茂の闘い
宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
戦時下の貴族院──講和を説く議員たち
敗戦──華族の終焉
華族は皇室の藩屏たり得たか
 
あとがきに代えて──華族とは何だったのか

目次

かつて日本に存在した「華族」という階級
近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
西園寺公望と近衛文麿の暗闘
日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
最後の元老・西園寺/公望、坐漁荘での日々
西園寺/公望と日本の政治の「死」
東條英機は爵位を欲していたか
二・ニ六事件と牧野/伸顕の決意
牧野/伸顕と女婿吉田/茂の闘い
宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
戦時下の貴族院―講和を説く議員たち
敗戦―華族の終焉
華族は皇室の藩屏たり得たか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

68
忠臣蔵と言えば、堀部安兵衛か大石内蔵助というイメージで読み始めましたが、藩主の正室・阿久利の侍女「きよ」を主人公に描かれた物語。討ち入りまでと、その後の展開。きよが帯びた密命とその驚きの結末。面白かったです。 2016/10/19

万葉語り

46
ドラマの原作本をまた借りてしまった。すぐに先が知りたくなってしまう。これは何とも話が大きくなるのだなあと思った。死んで忠義を貫いた男たちの物語はよくあるが、きよの生き方も見事だと思う。支えてくれる人あればこそのきよの後半生。48人目はきよに関わったみんなだと思った。今ここにあることを一生懸命にという仙桂尼の言葉が、つい最近読んだアドラー心理学と同じで面白かった。2016-2372016/11/23

はれひめ

31
個人的にどうも主人公きよを好ましく思えず。忠義に私情を挟み過ぎてるからか、ドラマ化の武井咲が散らつくからか。前半きよと十郎左衛門のなさぬ仲を引っ張り過ぎていて冗長に感じた。ドラマでも二人で証を交換するくだりはバッチリ描かれていたが、決行前日の毛利とかピンポイントの見せ場は流石である。思わぬきよの結末で女忠臣蔵らしさが出ているが、やっぱり私は定番の忠臣蔵が好みのようだ。2016/09/26

かずよ

26
最期そういう事ね・・・納得?というか仰天?というかそういう落ちかと思いました。ちょっと府に落ちない感じ・・・お殿様の刃傷事件がどれだけ家臣達を不幸にしたか、忠臣蔵じたいが余り好きじゃ無かったかも!2012/02/02

さなごん

24
諸田さんの描く女性は自分で道を切り開いて行く熱いオンナばかりだなあ。赤穂浪士の関係者が将軍の生母に⁈ 運命ってすごい2016/10/06

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