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内容説明
「仕事があり、忙しい。でも儲からない」。こう感じる人は必読。ビジネスマンなら誰でも手に入れたい利益そのものを正面から解説した1冊。利益増加を邪魔するものと利益を増やす方法が見えてくる。
【主な内容】
第1章 忙しいのに、儲からないのはなぜか? / 第2章 仕事をしなくても、儲ける人がいるのはなぜか? / 第3章 同じ車なのに、グレードが複数あるのはなぜか? / 第4章 喫茶店でサンドイッチを売っているのはなぜか? / 第5章 保険引受で赤字の保険会社が利益を出すのはなぜか? / 第6章 なぜ、多くの会社が、よく提携をするのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんちゃん
12
経営戦略を6つ紹介している本書。目新しいことは特にないと思うが、わかりやすく各戦略を説明しているので、経営戦略の入門書としては良いと思います。ただここで学んだことを、実際の経営で発揮するのはそう簡単ではない。でも、こういったことを知っていることと知らないことの違いは経営する上で、大きな違いになると思います。2016/09/02
HALI_HALI
5
スターバックスなど各有名企業の利益構造を元に、いかにして稼ぐ事業を構築するか、という話。自社のビジネスモデルの真の姿を理解している経営者は意外と少ない。また、顧客の選別に関しても言及。良い顧客とは、概してコストがかからないにも関わらず利益率が高い。一方でコストばかり発生して利益率が低い顧客が存在するのも事実。こうした顧客を手放すという現実的な選択肢もある。2017/09/28
二階堂聖
4
利益のポイントの解説本。タイトルですごい損している気がする。実例を上げながら利益をあげるための戦略を解説。利益を失う10%の顧客に注目し、儲かる顧客に変える視点は忘れがちな気がする。『自分の成功にともなって利益を得る人を見つけると、自分ももっと成功できる。(P178)』2017/05/09
きるきる
3
あなたもご存じの大企業さんは、こういう理由でこうしていますよという解説書。コーヒーのサイズがなぜSMLなのかとか。SMの二択だと半々しか売れないけど、Lが加わると客はあまりSを選ばなくなりLを選ぶ客がけっこういて、売上が上がるから。2009/10/20
シラヌイ
3
取り立てて目新しい法則があるわけではないし、あくまでさまざまなビジネス書からの知見を集約したという感じの本。寓話のようなものでアウトラインを説明していて分かりやすい。この本を書いたのはまだ20代のコンサルタントだという。とすれば彼の辿った知識を総決算したもので、その意味でこの本にはとても大きな意味がある。本がすごいというより、この20代の著者のこれまで積み重ねてきたものが結晶化されたものを目にすることができるということに、とても大きな価値があるのだと感じた。2009/07/10