内容説明
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「対象暗号」「公開鍵暗号」「デジタル署名」「PGP」「SSL/TLS」など、現代を生きるすべての人が知っておきたい暗号技術の基礎を、たくさんの図表と平易な文章で解説し、読者の絶賛を博した前著の改訂版です。
改訂にあたっては、内容を最新のものに改めるとともに、読者の理解を助けるために、巻末付録「暗合技術確認クイズ」を追加しています。
図表を多用し、数式をできるだけ使用しない解説が中心なので、数学が苦手な人にも最適です。
企業セキュリティの担当者、技術者、プログラマはもちろん、暗号に関心のある一般読者にとっても、最良の1冊です。
目次
第1部 暗号(暗号の世界ひとめぐり 歴史上の暗号―他人が読めない文章を作る ほか)
第2部 認証(一方向ハッシュ関数―メッセージの「指紋」をとる メッセージ認証コード―メッセージは正しく送られてきたか ほか)
第3部 鍵・乱数・応用技術(鍵―秘密のエッセンス 乱数―予測不可能性の源 ほか)
付録 暗号技術確認クイズ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kemuta
16
読もう、読もうと思っていたが、やっと読みました。暗号の基礎を学ぶために最適な一冊です。2010/12/26
かわうそまん
8
試験対策として読んだけど、図解も豊富だし、解説も丁寧なので、とてもわかりやすかったし、面白かった。自分の知識の体系化のためにも、是非、再読したい。2014/01/11
よく読む
6
現代のコンピュータで使われる暗号技術について体系的に整理して書かれた入門書。順に暗号、認証、署名、証明書、そして鍵、乱数、PGP, SSL/TSLについて、用いられるアルゴリズムやその弱点を説明する。途中にクイズもはさまれ、図も多く、歴史や理解がはかどる。RSAや離散対数の説明も、数学が苦手な人でも要点をつかめるよう書かれている。数学ガールなども執筆している、初心者の視点を第一に考えた著者らしい本だ。2016/06/24
ますみ
5
良書と評されるだけあった。新規の言葉を新規の言葉で説明した箇所がほとんどない。また課題と対応をセットに組み立てていて自然。詳細にはあたり立ち入らない。 暗号学者の道具箱でPGP, TLS, PKIを図解できて・道具の扱う問題や限界を書けて・乱数のクラスを説明できて・擬似乱数を他の道具で実装した例と強い擬似乱数になる根拠を説明できて・一方向ハッシュの実装例が書けて・ブロック暗号モード各種とTLSの2層構造とハンドジェイクを図解できて・DH鍵交換とRSAの流れを書ける、なら概要は押さえた感じになる。2020/02/26
hotvenus
3
結城先生が書かれた技術書の読みやすさは異常。今まで単語だけでわかってるつもりになっていた各種暗号化や認証技術について、とても勉強になりました。副題がまた可愛くて親しみがわきますよね。2012/03/01
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