富の王国 ロスチャイルド―ロスチャイルド一族の歴史から学ぶ上手なお金の生かし方

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富の王国 ロスチャイルド―ロスチャイルド一族の歴史から学ぶ上手なお金の生かし方

  • 著者名:池内紀【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 東洋経済新報社(2013/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784492061510

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内容説明

ヨーロッパの片隅、フランクフルトのゲットーに始まって500年。
世界を制したロスチャイルド閥の手の内と素顔が明らかに!

 世界金融、経済、文化、芸術に絶大な影響力を持ちながら、その素顔はほとんど知られていない「ロスチャイルド家」の面々。だからこそ憶測や噂話にもとづいたユダヤ陰謀史観に彩られ、根拠なき金満家一族のレッテルで語られることが多いのだが……。
本当のお金持ちとは、なんと愉快な面々なのか。本書は、構想から足掛け十余年をかけ、池内紀がその一族の素顔に迫ったものであり、ドイツはじめ現地取材を重ねてきた成果のひとつである。世界の歴史を動かし歴史に翻弄されてきたロスチャイルド家は、なぜ500年もの間、絶えることのない繁栄を続けてきたのか。
従来のイメージと異なり、富の稼ぎ方ではなく、社会資本や文化芸術への影の大スポンサーとしての貢献やネットワークによる“富の使い方”こそが、一族を繁栄させ王国を築いてきた秘訣だということが徐々に明らかにされていく。

目次

第1章 ロスチャイルドと現代
第2章 富の始まり
第3章 富の拡充
第4章 富の使い方
第5章 富の行方
第6章 「ロスチャイルド」という課題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ランラン

5
19世紀から20世紀に台頭した世界的な財閥のひとつ。ロックフェラー、モルガン家そしてロスチャイルド家。ドイツのフランクフルト発祥。ユダヤ人というだけでも思惑がありそうに感じるが、しっかり情報を収集して先見性を発揮して影響力をもつことになる。意外なことは実態はできるだけ目立たずにらまれずにいたこと。長く生き延びるすべを知っていたともいえる。2021/10/02

手押し戦車

5
コーポラティズムと世界各国に情報網を持ち政治、経済、戦争状況をいち早く仕入れ金融に有利に持っていく現在の企業より凄いビジネスモデル。スエズ運河買収資金提供を一社でやってのけて、戦争国債発行勝敗がわかるようにインサイダー情報を掴み、一気に拡大して行く。ビジネスは金融だけでなく、情報によって確信した分野で競争相手の少ない時に集中投資で市場を拡大。まさに凄い戦略。もっと凄いのはイスラエルの礎に富を多く出資したこと。大きな寄付。今では表には出ないけど、世界最大の財閥であり最大の慈善団体だ。富を得て人の役に立つよう2014/03/13

かなた

4
名前しか聞いたことなかったけど、そんな一家だったのかと理解しました。2020/07/19

ゆきにゃん

3
陰謀論で有名なロスチャイルドについて、全然知らないので読んでみた。世界史の知識もなければ、ロスチャイルドの知識もなく、ワインの知識もないので、読むの結構大変でした。ロスチャイルドがユダヤ人ということすらはじめて知りました。まぁ一応、全体的な知識はつけられたかな… 読んでると、一族揃ってみんな賢いなーと。ユダヤ人は教育にもっともお金をかけるという話だけど、教育レベルが違うんでしょうね。それにしてもユダヤ人迫害の話は酷いわ…2014/03/05

NAO

2
ロスチャイルドに関して名は知っていても実体はどんなものか知らなかった。あまり厚くもなく入門編としていいと思った。近代史を語る上で欠くことのできない一族であることは間違いない。彼らの生き方から学ぶべき点も多いにあると思う。2016/04/24

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