書記言語としての「日本語」の誕生 その存在を問い直す

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書記言語としての「日本語」の誕生 その存在を問い直す

  • 著者名:福島直恭【著】
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  • 笠間書院(2014/11発売)
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  • ISBN:9784305703972

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内容説明

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国家語として、全国に普及したと私たちが認識している「日本語」の実体を明らかにし、新たな日本語観を提示する。『日本語とはどういうものなのか?』という大きな問いに誠実に向き合う書。

目次

本書の概要と前提
第1部 「日本語」以前の日本語(文字の獲得と書記言語の成立
平安和文の口頭言語的性格の検証(文同士の関係表示と文という単位の曖昧性
和文に現れる従属節の特徴))
第2部 「日本語」という名の標準語の誕生(言文一致と「日本語」の誕生
「日本語」の書記言語的特徴
「日本語」というイリュージョン)
第3部 文字獲得に伴うもうひとつの虚構の誕生-「定家仮名遣い」の実態と意義(定家仮名遣いの位置づけ
定家仮名遣いによらない表記-舞の本の調査から
定家仮名遣いの社会的意義)
イリュージョンとしての「日本語」