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内容説明
「サブプライムローン問題」「世界同時株安」……世界経済の混乱の中、「儲け至上主義」の欧米流ファイナンスの限界が明るみに出てきている。そんな中で見直されているのが、実は日本型の経理・財務。本書はその第一人者が、「日本型の経理・財務とは何か?」を語るものである。その基本的な考え方や特徴はもちろん、決算書の読み方や税務などの実務知識も網羅。ベテラン経理・財務マンにも、初心者にも役立つ内容になっている。また、最近の経済・金融問題の本質を掴むための情報も満載だ。「日本型の経理・財務」が、世界経済を救うワクチンになる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつまる
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経理一筋38年の筆者が、「日本の経理・財務」について綴った本。日本における経理に対する考え方が、サブプライム問題などに代表される金融問題へのワクチンに成り得ると考え、その為にはどのようなスタンスで仕事に取り組めばいいか・どんな役割を意識すべきかを綴っている。「参画」と「バックアップ」というキーワードを基に、あくまで後方支援を中心に据えつつ、財産保護こそが重要とのこと。さらに経理と財務の違い、決算書の読み方などの基本的な解説に加え、現会計制度(IFRS含む)の問題点への指摘など読み応えがある内容になっている2011/11/09
Naota_t
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2011/05/17 2011/05/17
thugu
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後輩に説明するときに使いたい本だと思った。 以下、覚えておきたいこと。 有価証券報告書は株主総会が終わった当日、または翌日に内閣総理大臣に提出します。これは監査がきちんと終わって、株主総会で承認を得たものを出すのですが、監査の前に一番早い速報として発表するのが、「決算短信」(4月下旬から発表)。注目するのは、決算短信の1ページ目。 /バランスシートのバランスは、残という意味。2020/06/05