内容説明
自分だけの時計、歩け歩け、ぼちぼちが一番、配転は新しいはじまり、ふり回されるな、乱反射する友を――常にパーフェクトを求め、他人を押しのけることで、人生の真の強者となりうるのか? 企業の中にあって自分を見失わず、しかも企業に最高の寄与をなすことはどのようにして可能か? 著者が日々に接した事柄をもとに、ビジネスマンへの愛情をこめて静かに語りかける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
106
読友さんご紹介本。残念ながら打たれ弱さには自信がある私に、ぴったりな本であった。こういう本にありがちな押しつけがましさが薄い割に、一つ一つの話にドキッとさせられた。気軽に読めて、心に深く入ってくる良本。2015/08/05
獺祭魚の食客@鯨鯢
95
上に立つ人間は、問題があれば速やかに交代させる。一見ドライで厳しく見えるが、逆にウェットな人事であるとのこと むしろ当人を降格させ、その後どうしているかじっと見守る。それを新しい始まりと見ている。 そこで当人が絶望して落ち込んでしまったりやけになっては、その時こそ本当の終わりが来る。一休みさせてもらうか、場を変えてもらった方がいい。 今の私にぴったり当てはまっており怖いぐらいです。肝に銘じて毎日を過ごしていきます。2020/04/08
shincha
52
城山三郎氏のエッセイ。今から30年以上前に書かれた本とは到底思えない。一橋大学を出られた城山三郎氏は、ビジネスマンに対する愛情を普通の作家の方々より強く持っていたようだ。今でも十分通用する…と言うか、ビジネスマンとしての普遍的な考え方みたいな事を間接な例を挙げながら説明している。人脈の広い城山さんならではの本書。もうビジネスマンとしてのランディングを考える年の小生にも多くの心に響く言葉が多くある。楽しい時間だった。2023/07/06
団塊シニア
49
60歳前後に作者が書かれたビジネスマンのためのエッセイ、含蓄のある内容で魅力ある一冊です。2014/12/20
ゐづる
38
偉大な社会人の先輩・城山三郎先生のコラム集。サラリーマンにありがちな逆境への処方箋や、情報収集の心構え、人としての生き方など優しく教えてくれます。一編3頁ほどなので、気軽に読めます。生き方に迷った時、手にとってみたら良いことがありそうです。人に優しく自分に厳しく、強くならなきゃ自分も大切な人も守れない。ほんとうに打たれ強く生きたいものですね・・・2015/07/20
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