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内容説明
近年では自閉症の子どもは決してめずらしくなく、その数は年々増え続けている。軽度のものは見過ごされがちな一方で、「もしかして、うちの子も?」という気持ちでいる親も少なくない。「ジェスチャーがほとんどない」「ごっこ遊びが苦手」「ぼんやりして次の行動に移れない」「物音に過剰に反応する」など、日常の行動にそのサインは現れている。もしもわが子が自閉症だったら、親には何ができるのか?本書では、そもそも軽症自閉症とはどのようなものなのかをわかりやすく解説した上で、自閉症の見きわめ方、家庭でできる対応法を紹介。子どもにとってもっとも影響力が大きく、また大事な存在である親だからこそできることとは? 「自閉症は改善できる」ことを前提に、親の心情に寄り添いながら述べる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
自分の興味のあることにしか集中できず、また、抽象的な話を理解できない。子供にそのような傾向があったとしても、諦めずにルールを教えていけばいずれは改善されることが多い。2010/02/05
キタム
1
コミュニケーションも一つの技術、教えることで道は開かれる。2008/12/13
ひめゆり
0
自閉症について、知ってるつもりで知らなかった自分に気づいた。自分がいつそのような症状を持った子に出会うかわからないから、そういうときに自分と同じ人間なんだという意識を常に持てるように、慌てないために必要な一冊だと思った。2010/11/18
なお
0
前半は自閉症とは?自閉症に対する療法が書かれており、今でも勘違いになっているもとの、親の教育が悪いと言われる理由があり、勉強になった。後半の親が自閉症児にどのように関わるかも大人の自閉症者の教育にも参考になる。2019/03/10