光文社新書<br> 中学受験の失敗学 - 志望校全滅には理由(わけ)がある

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光文社新書
中学受験の失敗学 - 志望校全滅には理由(わけ)がある

  • 著者名:瀬川松子
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 光文社(2013/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334034825
  • NDC分類:376.8

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内容説明

受験雑誌に載らない、塾も教えてくれない裏事情。

中高一貫校への幻想、無謀な学習計画、無理な目標設定…。

失敗例から学ぶ合格のコツ。

目次

序にかえて 情報のかたよりが「ツカレ親」を生む
第1章 止まらないツカレ親の暴走―驚愕エピソード集(「指定日までに、娘の成績上げといて」―丸投げ&恫喝の恐怖 「子どもの暗記にまで責任持つのが塾の仕事でしょ?」―自習時間ゼロは当たり前? 「どうにかして合格に変えてもらえないんですか?」―裏口入学志願者ここにあり ほか)
第2章 ツカレ親を分析する(ツカレ親とは 中学受験の目的がおかしい 学力をめぐる誤解 ほか)
第3章 対策編―志望校全滅を避けるために(あなたにその覚悟があるのか 志望校は、あきらめとともに選ぶ いかに悪あがきするか ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

11
塾だけで勉強した気になる、過密スケジュールで復習や整理の時間が取れない、見栄で自分の偏差値の上の学校ばかり受けることが様々な例で繰り返し書かれてる。結局は基礎の定着と積み重ね、自分を客観的に見ることが大事ということ。2017/03/25

みんと

8
中学受験において、わが子が合格することしか頭になく、実際の子どものレベルと志望校のレベルの差にも気づかなかったり、時間の許す限り、塾や家庭教師、個別などでスケジュールを埋め、満足したりと全くと言っていいほど周りが見えなくなってしまった、受験に取り憑かれ、疲れ果てたツカレ親を失笑している。著者は大手受験塾の講師や家庭教師の経歴がある。わが子の受験経験からも言えるのだが、確かに、あと何をすれば合格できるのかを毎日毎日考え続け、不眠にさえなったりもし、冷静さを欠いていたことが反省点になった。2010/03/20

hippos

7
筆者の言うように中学受験に関するネガティブな面を強調した本は少ない。中学受験を控えた我が家にとって頭を冷やすためにも読んでよかった。2016/04/15

せろり

7
都市部の子供はしんどい、親も困ったことになりやすい。この辺りは普通の田舎の学校にのんびり通う方が色んな友達ができて幸せと思う。都市部は輪切りになるから不幸な気がする。2014/03/11

しげ

5
限られた期間の中で、持っている実力をふまえて結果を出すには「戦略」が必要なのだと感じました。ただやみくもに時間とお金をかければいいというわけではない。努力も方向性を間違うと結果には繋がらない。受験産業は公教育とちがって、あくまでも「商売」なのだということをひしひしと感じました。不安商法に近い商売。「学ぶ」とはどういうことなのかを考えさせられました。2023/06/20

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