祥伝社黄金文庫<br> 法隆寺の謎

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祥伝社黄金文庫
法隆寺の謎

  • 著者名:邦光史郎
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 祥伝社(2014/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396310240

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内容説明

十七条の憲法で有名な「和を以て貴しとなす」の「和」は、「皆の和」でなく「君臣の融和」……聖徳太子一族を襲った悲劇から、ゆかりの法隆寺が“飛鳥の四大寺”“奈良の四大寺”どちらにも入らない理由が見えてくる。
なぜ中門の中央に柱が? 回廊が左右非対称の不思議。五重塔の相輪に刺さる大鎌の意味。金堂に祀られる釈迦・薬師・阿弥陀の三体はどれが本尊?etc.――世界最古の木造建築七つの謎に迫ります。
[序章]フェロノサによる夢殿での救世観音像発見 [1章]中門、五重塔、金堂、夢殿、伏蔵、回廊の謎 [2章]創建、焼失、再建 [3章]仏教伝来と聖徳太子の血統および天皇説 [4章]藤ノ木古墳の埋葬者 [5章]勢力抗争、百済vs新羅、法隆寺再建のわけ

目次

序章 謎を孕む“世界最古”の木造建築<br/>1章 いま明かされる法隆寺の謎―数多くの仮説を生んだ国宝群の秘密に迫る(中門の謎 五重塔の謎 金堂の謎 夢殿の謎 伏蔵の謎 回廊の謎)<br/>2章 法隆寺はかつて本当に全焼したか―百家争鳴!『日本書紀』の記述が生んだ創建・再建の謎(なぜ『日本書紀』に“創建”の条がないのか なぜ大伽藍再建を、歴史書は記さないのか)<br/>3章 聖徳太子“天皇説”の知られざる論拠―天皇でなければ成しえなかった太子数々の事蹟(なぜ、太子は輝かしい事蹟を遺しえたか 「日出ずる処の天子」は何を意味するか)<br/>4章 “法隆寺大伽藍図”と藤ノ木古墳―千三百年の眠りを覚まされた被葬者は誰か(浮かび上がった“崇峻天皇説” “一棺二体”の被葬者は誰と誰か)<br/>5章 なぜ法隆寺は“鎮魂の寺”なのか―世界最古の大伽藍に染みついた血の歴史とは(なぜ斑鳩の地が、血で染まりつづけたか 暗黒の歴史を封じ込めた法隆寺)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コリディ

9
6点。同期会への上京時に本棚から見つけた本。梅原先生の「隠された十字架」は、内容は記憶にはないが、おおなるほどと感動した記憶があるが、この本は特に目新しくはなかった。歴史物は、答えが分からないからこそ想像をたくましく楽しく読めますし、法隆寺という、厳然と残っている世界最古の木造建築を訪れたくなります。2019/11/22

ラグエル

1
今度法隆寺行くから、本棚まさぐってたら、こんなの出てきた。

ヨードー

0
伏蔵が気になる。この地下の穴蔵には僧ですら入ったことがなく内部は謎につつまれている。「もし、法隆寺に重大な危機が訪れたら伏蔵を開いて、その危機を切り抜けよ」という言い伝え。昭和の大修理でも未調査のままで、全くの謎という。2023/05/06

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