禅のいろは

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禅のいろは

  • 著者名:玄侑宗久
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • PHP研究所(2012/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569703619
  • NDC分類:188.84

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内容説明

「禅のいろは」というと禅の入門書のようだが、さにあらず。いや、ある意味では入門書と言えるかもしれない。「いろはカルタ」の諺に託して、禅僧にして作家である著者が、禅的な生き方・考え方へのヒントを綴った一冊なのである。「いろはにほへとちりぬるを」で始まり、「あさきゆめみしえひもせす」と終わる「いろは歌」は、同じかなを一度も使わずに、「夜叉説半偈」という「死」についての短いお経を味わい深く翻訳したものだ。江戸の庶民たちは、それに口承された諺を頭文字ごとに一つずつ当てはめることで、「いろはカルタ」を生み出した。「い:犬も歩けば棒に当たる」「ろ:論より証拠」……「京:京の夢大坂の夢」と並んだ四十八句から、フッと肩の力が抜け、ホッとこころ癒されるメッセージが聴こえてくる。仏教にも文学にも造詣が深い著者ならではの諺の“読み筋”が冴えわたっている。人生の様々な局面にあって、臨機応変に歩むための「こころの四十八手」!

目次

1 「色は匂へど散りぬるを」の章(犬も歩けば棒に当たる 論より証拠 ほか)
2 「我が世誰ぞ常ならむ」の章(われ鍋にとじ蓋 かったいのかさ恨み ほか)
3 「有為の奥山今日越えて」の章(嘘から出た誠 芋の煮えたもご存じない ほか)
4 「浅き夢見じ酔ひもせず」の章(頭隠して尻隠さず 三べんまわって煙草にしょ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

m!wa

4
意外と面白かった。2021/11/07

lovemys

3
面白かったなぁ~♪軽快に読めた1冊。私もこんな考え方好きだな♪結構、何でもいいじゃない!って考えなので、どんなことにも咎め立てしない切り口が良い(笑)いろはカルタのことなど深く考えてみなかったけど、そうなんだ~!と、改めて日本語の、諺の奥深さに感心してしまいましたー。禅のことを知りたくて借りてきたけど、日本の良さに色々と気づいた気がします。江戸の時代って、きっと面白かったんだろうなぁ~♪なんて思ったり(笑)キリスト教的思想もいいけど、やっぱり、こうやって気楽に説いてくれる禅の世界もいいなぁ~。もっと読もう2015/06/01

しょ~や

0
言葉として知っていても、意味なんて改めて考えたこともない。そんな日本語の多いことを少し反省してみたりするのでした。2013/11/17

マサトク

0
禅的な解釈もある、軽い読み物として。違う角度から見る契機になるのはいいな。2013/06/09

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0
いろはカルタのことわざを禅を用いて解釈。 ちょっとした読み物といったところ。 禅に関して興味が湧いたので禅の入門書としては良いのかもしれない。2013/03/12

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