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内容説明
マサチューセッツ工科大学のピーター・センゲ博士が提唱した『学習する組織論』は、アメリカのビジネスピープルなら、誰でも知っている常識だが、日本ではあまり広まっていなかった。本書は、『学習する組織論』を見事に消化・吸収し、日常的によく見かける風景の中から、あっと驚くような創造性発揮のヒントを抽出している。会社が「マンネリ」から「改革体質」へと抜本的に体質改善していくための具体的な指針が、たっぷりと盛り込まれている。一見、非常識に見えるアドバイスは、月並みなビジネス書の枠を超え、本質をついた金言と言える。これまでのやり方では「もううまくいかない」と感じているすべての人に、強くお勧めします。
目次
第1章 マケレレを探せ!(「システム思考」とは何か マケレレを探せ! ほか)
第2章 ピザ屋を呼んだら、そのまま帰すな!(「メンタルモデル」とは何か ピザ屋を呼んだら、そのまま帰すな! ほか)
第3章 机は片づけるな!(「自己マスタリー」とは何か モチベーションは上げるな! ほか)
第4章 管理職は絵文字を使え!(「共有ビジョン」とは何か 未来の手下になれ ほか)
第5章 会議はダラダラやれ!(「チーム学習」とは何か 会議はダラダラやれ! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
22
章タイトルに惑わされるかもしれないが、内容は至極真っ当な内容が多い気がする。先入観に捉われず、多様な視点で物事に取り組むことで、”何か”を感じ取る・身につける。ポイントは、”強弱”の切り替えかなぁ・・・。会議もその目的により、結論重視か経過重視かが異なる。「数値化できないものは”育てる”」という表現は使えますね!(笑)ちなみに私の場合、他社訪問時に気になるのは、会議室でなくトイレ。なぜだろう・・・。手入れの行き届いたトイレは妙に好印象。(笑)2012/12/02
ニャニャニャニャ
1
極端すぎる。こんなコンサル受けたくないな。言葉も稚拙だと思う。モチベーションはあげるな…気持ちは気持ち、感情は感情、行動は行動、と分けるように心がける「このスピードを求める感覚が、文章を額面通りに捉えて、行間が読めない脳を作り出しているのではないだろうか?」「本当に欲しい物は充分の先にある。」「だから は時に過去に慣れ親しんだパターンに引き戻してしまう接続詞なのだ。だから は そして に変えろ2015/09/06
こひた
0
ピーター・センゲの本を一回読んでたらわりと腑に落ちる。好調にみえる時こそ変化に取り組め。2015/05/22
issy
0
机はキレイにするな、ビジョンは語るな、アジェンダは作るな、会議はダラダラやれ、など、他のビジネス書とは違うことが書いてある点は面白い。もちろん字面通りに真似すればいいってワケではなく、そのココロを読み取るべし。2012/01/17
KG
0
電子書籍として低価格だったのでタイトル買い。それぞれのサブセクションが一駅3分程度で読めるように配慮されていて、ビジネス本でありながら、ライトに読める。各章には、「机は片付けるな!」、「会議はダラダラやれ!」など、他の実用本がやめたほうがいいとしているタイトルがつけられていて目を引く。全てが納得の内容ではないけど、それぞれのするな!には、しっかりと背景が記載されていて、著者の思いは理解できる。2011/11/26