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内容説明
5世紀半ば、ブリテン島の一部でのみ使われていた英語は、現在、15億人が使う国際言語へと成長した。英語は8世紀以降、北欧語、ラテン語、フランス語といった「侵入者」たちから、16世紀以降は英国人の海外進出に伴いアメリカ、アジアの言語から、語彙・綴り・文法など様々な影響を受けて創られてきた。本書は、現代英語を意識しながら1500年の歴史を概観し、近代英米社会で急変する姿とその未来を描くものである。
目次
第1章 国際語としての英語
第2章 英語のルーツ
第3章 語彙の増大
第4章 綴り字・発音・文法の変化
第5章 英語の拡張
第6章 現代の英語
終章 英語の未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
54
僕自身は英語に抵抗があったが、学びたいと思うそんな1冊。/今では世界共通語としての英語も昔は少数民族の語源だったとは、また、英語も一つだけでなく、「古英語」「中英語」「近代英語」の3つにわけられていて、「近代英語」もさらに初期近代英語、後期近代英語、現代英語にわけられていたことが驚いた。\(ᯅ̈ )/。/ドイツ語、デンマーク語、オランダ語など共通の祖先をもっていたり、何種類も英語は関係は深かったとは!単語もドイツ語と英語は似ていて面白かった。2019/09/14
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
33
中学から大学、そして卒業後に企業で、海外でずっと使ってきたにもかかわらず、知らないことがいっぱい書かれている本でした。この本を読んでいると、現在lingua francaとして世界中で使われている英語は、純粋に英語として発展したわけではなく、ゲルマン語、ラテン語、フランス語を中心とした海外の言語とミックスし、単語を借用したりしながら発展してきたため、不規則な発音や綴りがみられることなどが納得できてとても興味深い。また、歴史だけでなく、現代のインターネットで使用される英語や、ポリティカルコレクトネス(続2018/07/24
ヤギ郎
16
英語の成り立ちを綴った本。英語の勉強をするとき、ただただSVCやSVOを考えたり、言葉の品詞を考えたりするのではなく、その成り立ちも合わせて考えるとより英語学習が深まるのではないだろうか。この本はそれをきっかけとする本です。具体的な単語やシェイクスピアの引用を用いて「英語」を考察しているので、英語の歴史を学べる他に新しい英単語を覚えられておもしろいです。2015/12/11
ハイちん
15
英語という言語が生まれてから現在にいたるまでどのような変化をしてきたのか。英語の歴史について述べている本。nightのgが発音されないのはなぜか。イギリス英語とアメリカ英語の違いは。など。興味深いことが書いてあったはずなのだが、ぼくの英語力がそうとう落ちており、あんまり楽しめなかった。例文として、シェークスピアなどが引用されるのだがほとんど理解できなかった。こんなはずじゃなかった。将来、英語の本を翻訳してみたいと思ってるのに。ちょっと気合い入れて勉強し直す必要がある。2017/05/23
Ex libris 毒餃子
14
ブリティッシュ英語とアメリカン英語とオーストラリア英語の発音が違うせいで表音文字と実際の発音がズレていても直せないというのが、大英帝国の偉大さを逆説的に表している(アメリカン英語が古英語を引き継いでいるのが面白い)。あと、英国自体が侵略されまっくたり、外来語を英国発音にしたりしているせいで、無茶苦茶になっている。英語の理不尽さを解明できたのは良かったです。2021/09/09
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