内容説明
混浴と聞けば日本各地はもちろん、アジア、アフリカ、南米まで世界中の温泉地を求めて回る……そんな女性温泉ライターがその醍醐味を紹介する。豊富な体験談、裸のコミュニケーション論、神話に残る温泉発見伝説や興隆を極めた江戸の銭湯事情など――。明治期まで日本人にとって当たり前だった混浴。そこは何より鬱陶しい日常から解放される場であり、人との関わりを学ぶ場であったのだ。失われし風習を今一度。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
64
08年の本なので15年前のもの。混浴がなくなっていってるようなので更に少なくなってきてると思われる。 この本を読んだ理由は温泉の歴史を知りたかったから。最近自分がお銭湯にハマってて共同風呂を学びたく。結果は禁止令がなぜ起きたかなどが分かって正解でした! 自分はやっぱり家族風呂で十分かなぁ。2023/12/07
月讀命
56
混浴風呂に行きたい。変な意味でなく著者山崎まゆみさんと一緒に混浴風呂に行きたい。混浴風呂の醍醐味を懇切丁寧に教えてくれる本。混浴風呂は、日本の伝統文化であり、人が裸になりありのままの自分をさらけだすことで円滑なコミュニケーションがうまれ、更には人生の疲れを癒すことができる。進んで混浴風呂に行くべきである。 しかし、現在の多忙な生活と経済状態では、混浴風呂どころか・・・・・温泉宿ですら、なかなか行く機会すらない。 この本を読んで、一度も体験したことない混浴風呂を680円で仮想体験して・・・・・。2011/05/10
manamuse
33
昨夜〜今朝にかけて読了。「YOKOSO!JAPAN大使」の1人に選ばれている著者の「混浴」に特化した温泉論。面白かった〜!私もこの家に越してカイザーと暮らすまでは、自由奔放に国内の秘湯をウロウロしてました。混浴も1人で平気です♪秘湯とは元来、混浴だった。古事記〜江戸時代の湯女の話まで興味深いです。著者と一緒に混浴で語らいたいな〜。2020/08/13
reading
15
混浴のイメージが少しはつかめた。実際に行くとなると、なかなかハードルは高いが。混浴に向いた人、そうでない人がいるのかもしれない。野天風呂には興味がある。2018/10/01
Humbaba
7
男性と女性が一緒に入浴するからこそ,マナーを守る必要がある.そのマナーは,明文化されたものではないかもしれない.しかし,互いに気を使って入浴するのは,この上なく気分の良いものとなる,との主張.2012/08/01
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