内容説明
ミリーはロンドン出身の駆けだしの画家。オーストラリアの画廊に作品を置いてもらえることになり、メルボルンでウエイトレスをしながら絵が売れるのを待っていた。だが反応のないまま三カ月が過ぎ、明日、帰国の日を迎える。仕事を終えて画廊の前にたたずみ、感傷的な気分に浸っていると、突然、男性の声が響いた。「どれが君の絵だ？」声の主はレストランの客だったレヴァンデル・コロフスキー。王族のような存在として知られる若きロシア人大富豪だ。彼はひどく真剣な目でミリーの絵を見つめてから、夜はまだ終わらないというように彼女の腕を取った……。
感想・レビュー
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こえん
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この後の作品から先に読んでるので、ヒーローは根が暗～い人なんだろうな、と予想してたけど案の定。幼少時の生育環境を思えばまともな方だとは思うけど。異母弟妹とその母親に対する態度はお見事としか言えない、理がヒーローの方にあるように感じられるのがさらに見事かも。2009/04/18
