内容説明
親友のパットに料理の腕を見込まれたサラは、彼女とその夫が企画した船舶旅行に、シェフとして同行していた。旅行も大詰め、明日はいよいよイギリスに帰るという日、マリョルカ島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者はものすごくゴージャスな男性らしく、夜に行われる最後のパーティに彼も招待したと、パットは言う。サラは興味なく親友の話を聞いていたが、現れた男性を見て愕然とした。グイード・バルベリ……二度と会いたくなかった、かつての夫だ。言葉もなく立ちつくすサラに向かって、グイードは笑みを浮かべた。まるで獲物を見つけた獣のように。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
2
従妹が怖すぎる。ヒーロの誤解は酷過ぎて閉口 ヒロイン許していいのかと?聞きたい2015/09/22
あこきち
2
王道パターン。身内がヒロインにひどい事して、ヒーローは誤解してヒロインと仲違い。誤解が解けてヒーローは謝り、ヒロインは許して元サヤ。たまには違う男が出てきて、ヒロインをかっさらっちゃう話とか読んでみたい。それでヒーローは後悔して孤独に生きていけばいい。2012/03/17
romaco
1
★★★ 序盤にヒロインが流されてまたかっと思ったけど、最後譲らなかったのは新鮮だった いとこは生きて刑事罰に処せられないとな・・・2011/05/08
ちゃろ
0
⭐⭐⭐いや〜、ヒーローは、傲慢なイタリア男だった。ほとんど最後の最後までヒロインを批判して侮蔑してたのに、ヒロインは、最後あんなに簡単に許しちゃって、いいのかしら〜。 でも、ヒーローの横暴さとヒロインが拒めないところにツッコミをいれながら、サクサク読めた(^^)2013/12/03
くろうさぎ
0
恐るべし死んだ義妹。ヒーローはあまりにもまわりに目を配っていなかった。2010/06/22