内容説明
秀吉、家康ら戦国武将に、最も畏怖された男の生涯。関ヶ原の戦い前夜、正々堂々、家康のやり口を批判し、6万9千余からなる家康の上杉征伐軍を迎え撃って、あくまでも“義戦”を貫徹しようとした男、直江兼続。謙信に学び、長じて景勝に仕え、越後・上杉家の家宰として“利”を求める戦国乱世の時代に、“義”を貫いた生き様を描く。〈文庫書下ろし〉(講談社文庫)
目次
序章 兼続、幼少期の謎
第1章 主君謙信にまつわる謎
第2章 上杉氏が豊臣大名に列するまでの謎
第3章 豊臣政権と家康の確執に関する謎
第4章 上杉家を取り巻く、関ヶ原の戦いの謎
第5章 関ヶ原の戦い舞台裏の謎
終章 兼続と家康の天下取りの謎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみゆみ
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信憑性に疑問ありな挿話を多く取り入れて話を進めているので、事実を探りたい人には向かないかもしれないが、手軽な読み物としては楽しめる本だった。2014/11/07
ひでかみ
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2.52013/01/22
かずさん
0
特に新しい発見はなかった。2013/08/28
maito/まいと
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加来さんおなじみの「~の謎」シリーズ。ただ、この本はシリーズにしては珍しく薄め(それでも300ページあるのだが)で、かつ兼続に関しても、それほど突っ込んだ分析が成されていないなど、ライトな内容になっている。武将としてよりも、文化人として、史料の保存収集家として評価が高いという、意外な一面の兼続にも注目です。2011/08/18




