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内容説明
空気に支配され、空気で物事が決まる国、それが日本。空気を読んで周りに流されて仕事をしているだけではビジネスの成功は覚束ない。グローバルスタンダード時代の働く人たちの心得を説く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
37
日本においては、周囲との摩擦を避けて、いかに何事もなく生きていけるかばかりを考えていると言える〝去勢されたような人たち〟ばかりが増えているのに対して、近年、歴訪しているアジア諸国で出会うビジネスリーダーのなかには、それとはまるで反対の生き方をしている人々が多く見つかる。いかに周りに合わせるかを考えるのではなく、自分に何ができるかを考え、それに向かって全力投球をしているのである。 人と同じであるのを良しとする発想をやめること、そして、失敗を恐れず決断することが大切である。2019/11/27
さきん
22
今年は去年よりも言いたいこと言って、よき提案からの業務改善を目指していきたい。東大受験時にわざわざ大学の教授にまで会いに行く行動力は凄まじい。会社をやめるにしても、経験、実績、スペシャリティを身に付けたい。2018/05/02
トダ―・オートマタ
6
一流は空気を読まないというタイトルになっていて、「空気を読めない人」は論外だとも書いている。ベストなのは「空気を読めるが、あえて読まない」という人だが、そういう人はなかなかいないのでは? 本書では、「日本はダメだ、外国の若者は夢がある」と書いている感じに 書いているがそのような意見も最近では1つの空気になっているように思う。内容に同意できることもあるが基本的「努力をしろ」というので終わっている。また、「要領のよい人」と「工夫をして結果を出す人」は同じではと思ってしまう。2011/10/15
Yuichiro Komiya
5
現在の日本では空気を読んで行動することばかりが重要視されているので、もっと自分が信じることを、失敗を恐れず行動しようよ、という本。戦中、負けると分かっているのに周りの空気におされて大和を出撃させなければならなくなった話はなるほどと思った。2015/09/05
Naota_t
4
★3.2 社会人にももちろんいいが、高校生や大学生が読んだ方が感銘を受けると思う、文章も簡単だし読みやすい。「空気を読まない」とあるが、空気を読んだ上で、必要な判断を下す、ことが重要だといえる。付和雷同して空気を読んでばかりいると、自己の成長に繋がらないし、チャレンジにもならない。堀氏の5年ごとに転職すれば人生はよりリッチになる、というのは面白い。また、チャレンジしなければ死んでいるのと同じ、というのは私の心情とも少し重なる。とにかく、自分でできない線を引くのではなく、その先のあと一歩を踏んでみよう。2018/11/05