内容説明
誰もが祝祭気分に浸るクリスマスイブ、マクブライド家の幼い姉妹たちはアルコール依存症の父親に怯えていた。母親が帰宅したとたん、酒に酔った父親が銃をとりだしたのだ。そして、とりかえしのつかない悲劇が……。年月は流れ、長女モリーは神に身を捧げる修道女となり、救急治療室で働いていた。次女のレナは医師と結婚し、何不自由なく暮らす若妻に。そして三女テッサは、女優を夢見てハリウッドを目指していた。いまだ心に癒えない傷を抱えながらも、明るく懸命に生きる三人の姉妹たち――それぞれの愛と人生を描いた超大作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
youyou88
12
クリスマスイブの夜、アルコール中毒症の父親により母親を射殺された3姉妹。 長女がほんと素晴らしいわ。 どんなつらい目にあっても立ち上がる強さがある。 読んでて何度も泣けた。。。 感想はこっちでも↓ https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11385660603.html2024/03/23
まみ子
3
過酷な人生を生き抜く3姉妹。途中、辛すぎて読むのがしんどくなりますが、その重たさが好きなので読み終えた後は大満足です。2016/02/28
みータン
1
再読。波乱万丈なマクブライト家3姉妹。アル中・虐待・殺戮・修道女・レイプ・妊娠・不妊・養子・麻薬・乱交・売春・飲酒事故・酒びたり・放蕩・変身・誘惑…思いつくまま書いた単語がこんなに^^;初読ではあまりな展開にチラ読み。…でもな、なぜか何度も目を通してしまう作品かも。リースって…結局は幸せモンだよねぇ。モリーの苦悩があまりに可哀想。「聖女」と言い続けられるって…(怒)2011/09/27
MOMO
1
あまりにも過酷な彼女達の運命に、胸が詰るようで・・・特に二部に起きた事は涙無しには読めない・・・レイプや麻薬、売春に飲酒事故など、社会の暗部に巻き込まれ翻弄されながらも、愛と希望を持って生きるモリー達には感動・・・・・デモね、ラストがどうも・・・・それで?、あいつらはどうなったの?その後の顛末をチョコッとだけでも書いてあったらよかったのに・・・・(気になってしょうがない・・・)2009/02/05
カサブランカ
0
32010/02/20