内容説明
生涯戦績、317勝無敗(自称)の達夫と、元暴走族特攻隊長・恭平は、最強コンビを組み「天下統一」を目指す。5つの暴走族、地元のヤクザを向こうに回し旋風脚と皿割りで連戦連勝。そこに立ちはだかる伝説の男の正体は? 天下無双のスケールにドラマ化が追いつかない!? でも、とりあえずはガンガンいきゃあいいんだよ! 美女たちに、おとぼけな野獣ども。本気とも冗談ともつかない達夫の情熱が、いつの間にか恭平の魂を熱く溶かしていった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
47
スガスガしくバカバカしい。2017/07/02
はるこ
9
爽快な青春小説。セブンが面白い。勢いよく読めてしまうが、よくよく考えると…受け付けない部分も多い。中卒で少年院に入った、というと身構えてしまうが、恭平のような子もいるんだよなぁ。 が、展開はまだしもラストは数行にあまりにも都合よくまとまりすぎた感じかする。2012/09/09
yu-u
8
不良少年の青春小説。けれど血なまぐささとか鬱屈した暴力とかよりも、ひたすら痛快爽快で微笑ましくさえある。不良少年が成り行きでウルトラセブン全話を観て熱弁を振るう場面はこの本の中のひとつの山場。2011/01/19
すの
8
今まで読んだこの作家のなかで一番おもしろい。いまどきのやんちゃ不良マンガに近いノリで、暴力がからっと明るく書かれすぎているのが少し気になる。そのことを考えるより娯楽作品と、楽しんで読むべきだろう。最初の「帰ってきたウルトラセブン」で、この作家の得意とする秘めた傷痕のようなものが出てきたときには、正直「またか」と少し思ったが、全般的にバカバカしい「お話し」で終わりよかった。「マンガみたい」の一言で語れてしまう程度だが、おもしろいぞ。2009/11/11
Kumagai Shunichiro
7
語り部の恭平は、自暴自棄な衝動を制御できない。そんな恭平が、一匹狼の陽気な番長・達夫と出会って、生きるということを深く考え始めるという物語。でも、更生させる役割の達夫が、恭平に輪をかけたハチャメチャな不良少年ってところが勢いを生んでいる。不良文化好きであれば、好きなキャラクターやシーンに必ず出会えると思う。漫画の原作になったりしないのかな…?軽いタッチで描いてあるけれど、作中生まれた薫と恭平のカップルなんか相当重い問題をはらんでいて、読んでいて背筋が伸びる思いがした。彼らの不器用さがなんとも愛おしい。2013/04/11
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