内容説明
カリブを襲った嵐の夜、ライザは義理の兄ロークと結ばれた。ともにクルージングに出た船上で、激情に駆られてのことだった。だが、直前にマストから落ちて脳震盪を起こしていたロークは、断片的な記憶喪失に陥り、翌朝にはそのことを忘れてしまう。義妹への潜在的な罪の意識か、以来、彼はライザに冷たくなった。一夜の思い出に胸を焦がしても、報われることはないんだわ……。ライザはあまりの苦痛に耐えかねて、書き置きも残さず家を出た。あれから５年。過去を忘れ、ロンドンで自活するライザの前に、突然ロークが現れた――昔と変わらぬ非情さを漂わせて。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
4
ヒーローがひどすぎる。口は悪いし、自分勝手で、しかも絶対浮気をしている。こんな男をヒロインは許しちゃいけない。2015/07/19
たまきら
2
1980年代のイギリスで人気があったのかもしれないが、2010年代の今、こんな話は脚本にもおこせないなあ。男子がもっとあやまらないかぎり、無理。ひどすぎ。2014/10/07
ひまわり
2
珍しい血液型で親子関係が分かるってかなり前の作品よね〜 今ならDNA鑑定だもの。2012/09/10
ぽしょ
2
ヒーローのあほたれえ～！記憶喪失の理由になってる葛藤も自分勝手すぎる～！結局いじわる女との関係もはっきりしないし…。10ページくらいかけて悔いて謝り倒してほしい。はー、血液が逆流する話でした。2012/01/14
てん・ゆう
1
ヒロイン17でｼﾝｸﾞﾙﾏｻﾞｰなんてすごい。ちゃんと生活してる。ヒーローが疑いすぎ。ちょっとも自分の子供とは思わなかったなんて鬼。2011/07/21
