講談社文芸文庫<br> 白山の水 鏡花をめぐる

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader

講談社文芸文庫
白山の水 鏡花をめぐる

  • 著者名:川村二郎【著】
  • 価格 ¥1,771(本体¥1,610)
  • 講談社(2014/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062900249

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

著者少年期の金沢体験を出発点に、また、その後の土地の精霊を訪ねる旅での見聞をもとに、泉鏡花の作品世界を、地誌的・民俗学的に読み解いた長篇エッセイ。「川」「峠」「水神」「蛇」「化物」「白神」等のキー・タームから、鏡花作品の幻想性に入りこみ、その深奥にある北陸の山と水、それらを宰領する精霊たちのうごめきを感じとる。鏡花をめぐるセンチメンタル・ジャーニー、巡歴の記録。

目次

金沢


水死
水神


メルヘン
化物
盲人
隅田川
深川
カロン
小人
変化



遊行
白神
金沢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sakurasakiat

1
鏡花の研究本、だけれど随筆として読んでも楽しい。2012/10/16

クリイロエビチャ

0
鏡花が好きなドイツ文学者が書いた鏡花評。評論とはいえ、著者自体の思い出や自身の研究分野の話が続くので、純粋に泉鏡花について知りたい、論を読みたい、という人には向かないかも。メジャーな「春昼・春昼後刻」や「歌行燈」から「鎧」や「茸の舞姫」などの小品までを幅広く散らしていて、この人は本当に鏡花が好きなんだなって思う。何より、こういった本が平成も10年を過ぎてからも出版されるのが、まだ鏡花が廃れていない証とも思え、ファンとしては純粋にうれしい。2012/10/07

メルセ・ひすい

0
戯曲紹介2009/02/06

メルセ・ひすい

0
購入! 精霊を訪ねる旅での見聞をもとに泉鏡花の作品世界を地誌的、民俗学的に読み解いたエッセイ。センチメンタルジャニー  ★洗足池2009/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/63713
  • ご注意事項

最近チェックした商品