M&A国富論 - 「良い会社買収」とはどういうことか

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M&A国富論 - 「良い会社買収」とはどういうことか

  • 著者名:岩井克人/佐藤孝弘
  • 価格 ¥1,257(本体¥1,143)
  • プレジデント社(2012/03発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833418829
  • NDC分類:335.5

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内容説明

M&Aとは、mergers & acquisitions の略語です。会社を合併したり買い取ったりするという意味ですが、日本では通常「会社買収」と呼ばれています。この本で私たちが目指しているのは、「会社買収」のあり方についてできる限り根本的なところから考え直し、国富の最大化という立場から、理論的にも実務的にも望ましい「会社買収ルール」を提示することです。そのために、まず私たちは経済学と法律学の原点に立ち戻り、会社という制度の第一の存在理由は、それが会社に対して付加価値を生み出し、国富の増進に貢献することであるという視点を打ち立てました。そして、その視点から、会社買収の本質とは何かを考え直してみたのです。必要なことは、国富の増進という目的に向けて、良い経営者が選ばれ、悪い経営者が選ばれないための公平で効率的な買収制度を設計することなのです。この本で提示する「会社買収のルール」は私たちが行ったそのような試みの結果です。私たちは、それがグローバル化した資本主義の中でも「世界標準」として通用するものであると信じていますが、最終的な判断は読者にゆだねたいと思います。

目次

第1章 「資本鎖国主義」VS「株主至上主義」
第2章 アメリカ型ルール導入の実験と失敗
第3章 TOB価格による決着の問題点
第4章 株式会社の本質と会社買収
第5章 新しい会社買収ルールの創造
第6章 資本主義の変質と会社買収
第7章 種類株式の可能性
第8章 気概を持ってルールづくりを
特別対談―良い株主が、良い経営者を選ぶ、良い買収の仕組み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ペールエール

1
岩井さんの会社論はおもしろい、読み応えがあると思います。 株主主権型の会社を日本は目指すべきか・・・否、会社はあくまでも 公器であり、社会に奉仕するものである。 国富という観点からみても、経営者は社会のために、従業員のために サービスを提供するべきである。 その上で既存の法体系にも異議を申し立て、改善策を何点か述べていた。 面白かったですっ2012/09/06

ken

1
いい本っす。2011/07/15

Michi

0
国富2012/11/20

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