内容説明
楽しく話しているのに、「君には悩みがなくてうらやましいよ」と、ひと言余計な人。「あなたのためを思って」とお節介をしてくる人。「娘がバレエの主役に選ばれちゃって、私まで忙しくて大変よ~」と、グチのような遠まわしな自慢をする人。何を話していても最後まで聞かず、「俺の場合は……」と「自分語り」を始める人。あなたも、こんな人に「イラッ」とさせられた瞬間があるはず。真面目に反論するほどでもないけれど、笑って受け流すには腹が立つ……。職場や身内ではつきあいをやめることもできず、ストレスがたまりますよね。本書では、よくいる「イラッとくる人」について、人気心理学者・渋谷昌三氏がその言動の裏にある心理を分析。相手の心理状態から、波風立てずにさらっと受け流すためのうまい方法を教えます。せっかくの人生、人間関係で心を消耗するのは損。苦手な相手にウンザリしたときに、ぜひ参考にしてください!
目次
1章 無神経な人
2章 他人の顔色をうかがいすぎる人
3章 自己中心的な人
4章 不機嫌をまき散らす人
5章 周囲をうんざりさせる人
6章 常識が通じない人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
16
不機嫌な人って実は私なのかなと思った。実はこんな風に思えるようになったのは最近です。私、今まで周りの人がひどいからもしくは疲れやすいから距離を置いてきたつもりだった。しかし、本当はただただ自分が面倒な人だっただけだったのかな?と思った。好き嫌いも激しい。ちょっと近くならいいけど意にそまないと全部きったり、プログだとぱたんと辞めちゃうんだもの。ダメだったのは私だったのかも。さて、いったいどこから手をつけていくべきか?逃げずに向き合ってみている。2018/10/22
Mik.Vicky
8
いるいる、こんな人。これ俺の事かも・・・結構当てはまることは多かった。しかしあまりいい人でいようとすると自分を見失いそうな気もする。この本に書いてあるような他人をイラっとさせるような言動、適度に気にして適度に無視する。これくらいがちょうどいいのではなかろうか。2017/09/06
きょん。
6
周りに居るなーだったり、これって私のことかも知れない…と冷や汗を書いたり、身の回りの「イラッ」とくる人の説明と接し方が書いてある、いわば取扱説明書。触り程度に心理学用語での解説もあるので、興味があったらもう少し掘り下げてみようかなーという感じ。イラッとする相手をいかに避けるか、ではなく「もしかしたらその人は今内心こうした悩みを抱えてるかもしれない」という考察があるのも面白い。2014/07/01
デビっちん
3
冒頭の一文が全て。「イラッ」とくるのは、相手が気になる証拠。私たちは誰かに期待したり「こうであってほしい」という希望を持ったりしたとき、それを裏切られると怒りを感じる。残りは6分類のパターン分け。こう言う人いるいると簡易な内容。対処法も簡易なもの。著者には申し訳ないが、何を伝えたくて本を書いたのだろうか。2014/04/06
boutiquekouichi
2
他者をイラッとさせ他者にイラッとし、は人間である以上不可避なので、自覚・共感目的で読んだ。やっぱりというか何というか、対処方法の提案はかなりあっさりしているので、具体的にどうするかは自分で試行錯誤しないと×な部分もある。ただ、今まで言おうか言うまいかで迷っていたことで、あ、はっきり言うだけじゃなくてこういう対処法もあるのかーと発想の転換を示唆してもらえたのはよかった。2015/04/15
-
- 電子書籍
- 獣医グランディスティーノ(6) デジコレ