内容説明
兄の放蕩を止めようとロンドンのとある屋敷を訪ねたルイーザ。だが時すでに遅く、兄はカードで一世一代の賭に出ていた。もし負ければ、唯一残ったサリー州の館も手放すことになる。相手はアリステア・ダンスタン卿。兄がかなう相手ではない。百戦錬磨のダンスタン卿は予想どおり簡単に勝負をものにすると、その傲慢そうな瞳をきらめかせ、ルイーザに視線を送ってきた。まあ、この紳士はわたしを兄の愛人だと思っているんだわ!どうしても館を救いたいルイーザは悩んだ末、ある作戦に出る。「四千ギニーいただけるなら、ひと晩、お相手を務めます」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
8
ヒストリカル。再読。古本売。兄の借金によって生まれ育った館が売り払われるのを防ぐために、愛人のふりをしたヒロイン。ケンカップルな話ですが、ユーモアが足りず、読んでいて疲れてしまう。2020/06/02
くろうさぎ
1
なんど読んでも、ヒーローの自分勝手な冷酷な態度が許せない。ヒロイン兄の自堕落で自分勝手な態度も・・・。2010/03/02
くろうさぎ
0
再読。2013/12/18
nayui
0
★★☆☆☆ 2012/02/26
こえん
0
再読。やっぱりヒロイン兄がイヤすぎる。ヒーローも難有りだし…。2010/09/29