内容説明
「東京裁判のすべての訴因について、日本は無罪である」――東京裁判に参加した“唯一の国際法律学者”であったパル判事はどのような理由によってこのような判決に至ったのか。『パル判決書』は東京裁判や大東亜戦争のみに関係するのではない。それ以前の、まさに昭和前半史ともいえる貴重文献なのである。これなくして、日本の近現代史を語ることはできない。本書は、難解な文章、膨大な量である『パル判決書』から、重要ポイントを抜き出しながら要約し、さらに解説を加え、読みやすくしたものである。『パル判決書』を何度も読み込み、東西の歴史や時代背景に精通した渡部氏によって、いま『パル判決書』がよみがえる!
目次
東京裁判を覆す資料<br/>儀式化された復讐<br/>隷属に抗する戦争<br/>日本は侵略国だったか<br/>却下された証拠<br/>共同謀議はあったか<br/>満洲事変<br/>人種差別<br/>東條内閣<br/>日独伊三国同盟<br/>最後通牒<br/>正義の秤<br/>「東京裁判史観」から「パル史観」へ
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