内容説明
「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)――。日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
69
表題にあるように「17カ国の最新レポート」を現地と深い関わりを持つ17人の著者が書いている。これがこの価格の新書で読めることはとてもすごいこと。また書き手がみなさん若々しく、読みやすい。変に文化かぶれしていないところがとても好感がもてる良書です。再読決定。日本のキュウリが揃っていることを不思議がるイタリア人に「モノが揃っているのは日本の美学。イタリア人にシンクロナイズドスイミングは無理だろ?」と諭すくだりで笑った。2017/08/08
James Hayashi
27
世界の各地に居住する日本人が、現地の人が持つ日本人感を好意的に書いたもの。つまりポジティブな意見がほとんどであり、当時政府が主導したクールジャパンを後押ししているようなもの。表面的なモノばかりで客観的な要素は少なく、時が経てば日本のイメージも覆ってしまうと危機感を感じた。2020/05/18
佐島楓
22
トルコやフランスが親日的な国だというのは有名だが、正直申し上げてほかの国の実情は良く知らなかったので勉強になった。歴史をベースにしつつ、新世代ほど「クール・ジャパン」的な文化には魅力を感じているものの、実際に日本がどこにあるのかはよく知らない・・・そんな国が多いのかなと感じた。日本人の精神性に敬意を払ってくださる方々が多いのはありがたいことなので、旅の恥はかき捨ては絶対にいけないですね。2013/01/03
えっくん
13
★★★★☆外国在住の18人の日本人が現地で体感した各国から見た日本の印象が綴られています。先進国だけでなく、新興国や様々な地域の国の評価も多く含まれているため、親日的な国もあればそうでない国もあり、所変われば印象も変わるといったところでしょう。ただ日本人の勤勉さ、謙虚さや、日本製品やサブカルチャーに対しても、日本人が想像する以上に世界的には日本への好感度は高いといえ、誇りに思うべきことだと思います。それは、長い歴史の中で私たちの先人が積み上げてきた事に対する評価でもあり、大切にすべきものと痛感しました。2012/12/28
tomi
10
世界17カ国それぞれ在住の書き手が日本人がどう思われているか(いたか)を紹介。あくまでも著者の周りでの声なのだが、各国のお国柄も垣間見られて興味深く読めました。小麦色に焼けた肌が健康の証拠のイタリア人には日焼けを嫌って色白の日本人女性は病的に見えるとか。こういったイタリア人の疑問への模範返答がユニーク。またフィンランド人には日本人が所構わず独り言をいったり、歌を口ずさみながら自転車に乗ったりする行為は精神異常者だと気味悪がられるらしい…2012/09/21




