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内容説明
京都の観光ブームが続いている。ガイドブックも数多いが、どうしても「定番」を中心とした紹介になるため、目新しい情報を見つけにくい。それならいっそ、京都に住んでいる人たちに、地元目線で話題を集めてもらったらどうか――そんな発想から生まれたのが本書である。「祭り」「名所・旧跡」「食文化」「気質・風習」の4章立てで、住民ならではの目のつけどころが冴えるウンチク話が満載。京都三大祭「祇園祭」「葵祭」「時代祭」の意外な楽しみ方から、奈良の大仏をしのぐ「京都の大仏」の話、「京のおばんざい」の本当の魅力、京言葉の上手な使い方まで、思わず人に話したくなる耳寄りネタが目白押し。観光やビジネスのお供に、カバンに入れて出かけたい。写真や脚注も充実しており、京都にあまり詳しくなくてもわかりやすく読める。460円(税込)と財布にやさしいところも魅力。京都に興味を持つすべての人におすすめの一冊である。。
目次
第1章 祭の楽しみ方いろいろ(祇園祭―何を見るか?;葵祭―由緒正しさを堪能する ほか)
第2章 まだまだあります名所・旧跡(京都御苑―市民の憩いの空間;八坂神社―どこから詣るか ほか)
第3章 京の意外な食文化(八ツ橋―何が“定番”か?;きつねうどん―きつねとたぬきの化かしあい ほか)
第4章 今も生きる気質・風習(床―「ゆか」か?「とこ」か?;斜めの道―“碁盤の目”が崩れるわけ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
11
同じマンションに住んでいる知人から借りました。その人曰く「京都人の上から目線にカチンとくるところがあるわよ。」とのことでした。それはさておき、京都の名所旧蹟、お土産、風習などは知らないことも多く、これから京都を楽しむのに良い事を知りました。昨日も歩いてみて思ったのですが、こんなところに、と思うところに歴史的に有名な人の住居跡などがあって京都の歴史の古さを感じました。それから京都人の気質のところでは「イケズ」の説明に成る程と思いました。「京都でイケズに合わないコツは、知らないことは知らないと言い、知っていそ2019/11/03
姫苺
1
「京都人が書いた、京都人ならではの本」という触れ込み。たしかに観光ガイドのような本とは違う視点で書かれていて、祭や名所については楽しく読めた。でも、筆者たちは「京都人である我々こそが京都の真の理解者」だと考えているフシがあるんだけれども、すべての京都人がこの本に書かれているような気質や考え方を持ってるわけではないはず。京都人を画一化するのはどうかと思った。京都について広く浅く知りたい人には向いていると思うけど、すべてを鵜呑みにするのは危険かも。2013/01/20
yuko
0
あまりの暑さに京都観光を断念し、京都駅のkioskで購入。新幹線の車中でしばしの京都気分を味わいました。涼しくなったら、ゆっくり京都の路地を歩いてみたくなりました。2013/08/12
YOS1968
0
京都の人はホスピタリティーにあふれている一方で、排他的である。それは長い歴史に裏打ちされた「都市」だからなのであろう。伝統を守ってきた気概と、常に新しいものを受け入れてきた素地で育った京都人は奥が深い。…ちょっと偏見かな?2010/09/28
chana07
0
最近京都本が乱出版されてる気がする今日この頃、触発されて買ってみました。京都に住んでるくせに、京都に関する知識は本から知ることが多い私ですが、「これほんまにおんなじ京都かよ」って事からあるあるネタまで楽しめて読めました。住んでる街がすこし楽しくなった気がします。もっと勉強しなきゃなぁ…なんて。2010/09/08
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