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内容説明
なぜ、東大医学部に合格しておきながら著者は家庭教師になったのか?--それは、著者自身が「勉強マニア」だったからにほかなりません。勉強好きが高じてオリジナル勉強法を編みだし、そのメソッドを人に教え、感謝されることで自身の天職を知ったのです。本書は、15年の教師経験の中で培った「最も成果が出る勉強の方法」を大公開しています。また、勉強をしていくうえでぶつかる壁の乗り越え方や「試験本番の小ワザ」も収録。『覚える』『わかる』『慣れる』の繰り返しで、勉強スピードは加速する/『成績を下げる考え方』をやめるだけで、自然と点数は上がる/「つまり?」「もっと言うと?」の問いかけで“知識の穴”を発見する など、著者自身が幼少のころから30年以上にわたって実践してきた「勉強法」のエッセンスをすべて詰め込んだ、はじめての1冊。それが本書です。
目次
第1章 「覚える」「わかる」で知識を確実にインプットする!
第2章 高速アウトプットで、無意識レベルの知識にする!
第3章 本番で確実に点数を上げるための「小技」を知ろう
第4章 「成績を下げる考え方」とは?
第5章 合格することば、不合格になることば
第6章 この心の習慣が、成功の鍵になる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リボー
21
アマゾンで高い評価を受けているのが若干不思議に思いました。一番言いたいのは27ページの図。これでしょう。勉強は「慣れる」「分かる」「覚える」のサイクルで、どれが欠けてもダメ。これは他の類似本で「繰り返し」あるいは「復習」の重要性としてかなりの書籍で紹介されております。ただ、「どんなことも知っておいて損はない。そのインプットはあらゆる分野に通ずる」という主張は同意です。学んだことはどこかで役に立ち、応用できるものだと思います。ここは思わずうなずきました。あと精神論ばかりで具体的な方法論が少ない気がしました。2014/02/22
白い駄洒落王
20
前半が勉強法。後半はメンタルのいろいろ。 後半部分は人生でも役に立ちそう。 なかなかの良書でした。2014/04/06
芸術家くーまん843
11
頭の良くなる思考法とは自分の課題への対応法、だれでもこうなりたい成功したい幸せになりたいと思っているはず。その思いを効率的に合理的に達成する方法論。自分はどうしたいのかどういう状態で死にたいのかよく考える。自分の目指すところが決まったらそれを細分化し自分のできることをリストアップする。リストアップした項目は優先順位をつけつつテストしていく。テストするという思考はとても重要で小さくやってみたらいいと思う一冊。2014/04/29
masabi
10
暗記、理解、慣れる(練習)を繰り返すことで体で覚えることになる。ここで心掛けることは高速で繰り返すこと、筆者によれば300回やればスピードも知識も体得することができる。暗記は少量を繰り返し、理解は白紙復元を目指し、慣れるは反復することによる。覚えるには自分がそれを必要とすることに心底感じることが近道となる。あとはテクニックやメンタル関連に触れられている。2014/08/23
村越操
7
受験生向けだが、社会人にも応用できる内容。成績を上げるには①覚える②わかる③慣れる。特に①、②を最小限にし、③の慣れるに重点を置くことが重要。慣れる練習を通じて、覚えたつもり、わかったつもりの部分を見つけることができるから。覚えられないとあきらめたら、そこで終わり。記憶する際は小さい量にして覚えていく。もうちょっとやりたい、とおもったところで止めるのがコツ。すると次の勉強へのエネルギーを維持できるから。問題が溶けなかったらカンタンと書く。解けない問題ほど、カンタンが増え、実際解けるようになる。2012/05/19