内容説明
12年に一度、月蝕の夜だけ現れる神の島を目指す青年サリフ。身分を隠してなんとか商船に潜りこんだが、なぜか海軍が執拗に追いかけてきて……第4回C★NOVELS大賞特別賞受賞作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
74
デビュー作。冒険ものだと思って読み始めるも、家族愛がテーマ?って感じのあっさりめのファンタジー。2017/07/15
厚切りポテト
4
知り合いが面白かったと言っていたので、読んでみた。初ファンタジー物。話はとても面白かった。サリフのシェインの人々への思いや家族への思いが、心にジーンときた。また、それに対する姉や家族の思いにも、感動した。お互いに思い合う姿に、涙が出そうだった。ファンタジー物も悪くはないなと思った。2011/10/06
月華
3
図書館 2008年7月発行。うまく表現できませんが、いかにもデビュー作、という雰囲気を感じました。凝った設定の割にあっさり、という印象がありました。2014/09/24
せんや
3
わりと当たり籤。主人公とお兄ちゃんの掛け合いとか、船長との掛け合いとか魅力的。もう少しサラッと書かずに書くと、もっと記憶に鮮明に残ると思います。海の伝説はもえますね。2009/07/13
rika
3
イラスト目当てで買って積み本だったものを読んだ。サラッとしてますよね〜。欲を言えばこの3倍くらいの分量で各キャラクターの魅力をたっぷり書き尽くして欲しかったかな。ワディムは本来もっと強く描かれるべきキャラではないのかと思う。その方がより魅力的なお話になったのに。2009/03/29