内容説明
寄せとは、終盤に玉を詰みへと導くことです。本書ではこの寄せを、「詰み」、「必死」、「受け」に分けて出題してあります。部分図なので考えやすく、自然と寄せの力が身につきます。「何を持てば詰む」や「双玉問題」といった応用の章もあり、問題は全部で200問。ひと目で急所に手が伸びるように、繰り返し解いてみることをおススメいたします。
目次
第1章 ひと目の詰み(基本の詰み形 実戦の詰み)
第2章 ひと目の必死(基本の必死形 実戦の必死)
第3章 ひと目の受け(詰みを逃れる 詰めろを逃れる)
第4章 力試し―何を持てば詰む?(持駒問題)
第5章 ひと目の攻防手(双玉問題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こゆ
8
小2が10周以上取り組んだ。ほとんど見た瞬間に正解できるようになったが、3か月前(将棋ウォーズ4級/将棋教室13級)から全く昇級していない。一日3局ウォーズで対局、この本で50問ずつ取り組んではいるのだけど、将棋が強くない夫ともずっと五分五分。子供ならやった時間に比例してぐんぐん伸びると思っていたのだけど、やる気の問題か才能か。寄せのテクニックを身に着けたというより、子供特有の記憶力で丸暗記しているような感があるので、「ひと目の手筋」にいくことにする。忘れた頃にまた取り組みたい。2022/01/03
こゆ
3
現在将棋ウォーズ4級/将棋教室13級の小2に。終盤の詰み、必死、受け、持ち駒、相玉問題がバランス良く配置された良書。1ページに1問ずつあるので、子どもにも取り組みやすい。初心者には多くの次の一手本は難しい印象だけど、こちらは将棋歴半年の初級者にちょうど良かった。3周程して子どもはほとんどひと目で解けるようになった。あまりに一瞬でページをめくるので、ただめくってるだけじゃないかと思うほど。初心者の母目線では詰め将棋も結構得意に思えるのに、ウォーズであまり勝てないのはやっぱり定跡を覚えたがらないせいだろうか。2021/09/03
まぼ
3
読了。詰め将棋からはじまり、必至までの手筋や受け、持ち駒問題と豊富に揃った200問。特に持ち駒問題は、「あと何があれば積む」という逆算的考え方が必要で、よいトレーニングになった。少ない持ち駒でもうまく活用する寄せについて学べる良問揃いの問題集だった。2017/01/17
Seele
2
終盤の基本手筋を「詰み」「必死」「受け」に分けて200題出題。出題は1ページ1題でコンパクト。1手詰め~3手詰め程度を解いている初級者が、実戦に現れる形を覚えるのに、繰り返しに有効。2013/02/10
睡眠不足
1
少し間違え減りました。定期的にしたい!2023/05/17