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内容説明
日本国憲法制定後六〇年が過ぎ、世間でも憲法改正を求める声が大きくなりつつある。ある経済団体のアンケートでは、じつに九〇%超のメンバーが改正に賛成と回答したのである。国際社会が自由と平和を堅持し、日本が近隣諸国から信頼・尊敬される国家となるためには、どのような国のかたちが望ましいのか――現行憲法のもとでは、石油シーレーンの安全確保のために自衛隊を派遣することすら困難なのである。海外でのビジネス経験も豊富な経済界のご意見番が、日本国憲法のあり方を問い直す。
目次
第1章 経済界の憲法論
第2章 繁栄・平和への取り組み
第3章 資源と安全の確保
第4章 明治憲法をどう考えるか
第5章 統帥権と軍部の暴走
第6章 日本国憲法制定への動き
第7章 第九条のもつ意味
第8章 憲法改正の動き
第9章 日本のかたちを考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むとうさん
2
経済活動に携わる者として戦争がないに越したことはないが、有事の際の対応がなければ経済活動自体がままならない。序盤のこのあたりは正に「経済人から見た」内容。中盤からは、憲法問題の調査委員会委員長をやっていた立場からの憲法論。ここがちょっとクセモノ。「経済人」の視点がほとんど生きていない、ただの憲法問題解説書になっている。ここを読むくらいなら、相対する立場の憲法学者が書いた平易な書を2冊程度読んだ方がいいのではないか。2011/03/06
saueno
0
商売人は戦争なんて望んじゃいない。平和あってこその商売。とはいいますが、武器商人という方々もおりますなー2009/03/12
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