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内容説明
稀に見る長期政権を担いながら、権力の座に未練を残して辞任した吉田茂。
「明鏡止水の心境だ」との名言を残し、美しく退陣した鳩山一郎。
自ら開催地を決定した九州・沖縄サミットに出席する直前に急逝した小渕恵三。
大願を成就させ、颯爽と去った小泉純一郎…。
気鋭の政治学者が、「散り際」を中心に戦後歴代首相の足跡を語る。
首相就任の経緯、生い立ちと履歴、そして辞任のドラマとその後の人生。
「首相はいかに辞めるべきか」「首相の資質とは何か」を考える上で必読の力作。
目次
第1章 終戦・占領下の時代
第2章 復興・成長の時代
第3章 派閥抗争の時代
第4章 改革標榜の時代
第5章 自民党凋落の時代
第6章 ポピュリズムの時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
18
第二次世界大戦後の歴代総理大臣の就任から辞任までを記録したもの。これまであるようでなかった本。戦後の政治史も併せて勉強できました。2016/01/19
はすのこ
3
面白い。歴代の総理分析。抽象度の高い内容。2016/01/05
おらひらお
2
2008年初版。タイトルの通り総理の辞め方を通観したものですが、生まれや育ち、総理辞任後の様子も描かれているところがよい。著者も指摘しているように、皆それぞれ懸命にやっていたことだけはよくわかりました。あと、マスコミ対応の大切さも痛感しました。人の評価や難癖をつけることは簡単ですが、実際に行うことは難しいことをもっと知ってもらいたいものです。あと、今現在のポピュリズム政党の台頭も怖いところです・・・。2012/03/09
CapH17
1
この本が出てからから数年が経つけど、総理が何回か変わった。その総理の辞め方についてどう評価するのかなと思いながら読んだ。良い形で辞める総理が少ないのは残念。
kabeo
1
まえがきにもあるように、このような切り口で歴代総理を語ることは珍しく面白かった。「再起を目指した辞任」も多けれど、実際に総理として再起できたものはいなかったことを認識。最初の総理の頃の最後の憔悴感を思うと、安倍総理が総理として再起したのは奇跡的だと思った。2016/06/26
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