内容説明
嵐の中、孤絶した館で超能力者が殺された。雷鳴、開かないドア、通じない電話、完全なる密室――。森に建つ洋館は“超能力者”神居静哉の別荘で《伽羅離館》と呼ばれていた。この屋敷に探偵・赤柳初朗、山吹、加部谷ら七人が訪れる。突然轟く雷鳴、そして雨。豪華な晩餐のあと、密室で館の主が殺された。死ぬ直前に聴いていたラジオドラマは、「τ(タウ)になるまで待って」。人気Gシリーズ第3作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
140
今回の密室は最初の頃に戻ったようで結構楽しめました。建物のトリックで比較的簡単なからくりですが、やはりこのような話だと盛り上がる気がします。いつも若い人の話ばっかりではアキが・・・。また探偵の赤柳がひげをつけていたりということでまだ謎があります。また四季の影もうかがえます。2016/08/05
nobby
118
Gシリーズ③えーっ!?そりゃいくら何でも投げ出し過ぎじゃない!?(笑)はたして異界への誘いは超能力なのか?森の中の洋館はもう序盤から意味深な記述で密室と化していた…そこで起きた殺人は外に閉じ込め役と中に殺人役の存在疑う混乱状態。そんでもって最終章前で唐突に目にする『τになるまで待って』もほぼ放置…オマケに超能力も密室も、犀川先生がひと目で「ああ、なるほど」と頷き、十分も五分もかからないとの言葉通り海月と交互に解明するが結局犯人や動機は語られないまま…まぁ真賀田四季に加えて赤柳さんの謎が深まるでよいのかな♬2022/06/01
カメ吉
103
『Θ』をとばしてこの作品でした。密室殺人事件でしたが読んでいる時はワクワクして引き込まれました。トリックはさすがでしたし犀川と西乃園のコンビがスカッと解決する展開は水戸黄門的なパターンで気持ち良さを感じてしまいます。ただ実行犯や動機などが曖昧なままの結末でモヤッとした読後感も否めない事実。本を読む行為の楽しさは堪能させてもらえる娯楽性はかなり高い作品でした!その結末の曖昧さも作者の趣向なんかな?って事で納得。森作品は未読が多いので楽しみはこれからです。2020/03/07
あや
73
Gシリーズ第3作目。今回いつもの3人組+赤柳探偵が訪れた俄羅離館で起こった密室殺人。前回に引き続き、真賀田四季博士とMNIの痕跡がちらほら。そしてΦ、Θときて次はτ。本人が登場してないのに、なんだこの存在感。そしてこれらのギリシャ文字には何の意味があるのだろう。やっぱりGは今までのシリーズとは違い、裏に壮大なものが隠されてるみたいですね。むむ、謎は深まる…読み進めれば進めるほどに、好奇心の泥沼にはまってる。赤柳探偵が誰かもわかんないしね…。犀川先生が館にやってきて探偵と会ったら少しはわかるかなと思ったのに2013/05/23
さばかん
59
密館で密室殺人事件。 MNIだの佐織だの、そして真賀田四季も名前までダイレクトに登場。 イリュージョンというのはいつの時代も人気がありますね。 喋る海月君も好きですよ。 気になりますねぇ……真賀田四季。2020/01/27
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