受験生の心の休ませ方

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受験生の心の休ませ方

  • 著者名:加藤諦三
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2011/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569687889
  • NDC分類:K159

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内容説明

受験や進路の不安、親や自分へのいら立ち、友人たちに感じる焦り……。受験生が陥りがちな悪循環から抜け出すにはどうしたらいいか。人気心理学者が、自らの青春日記とともに受験生の心をほぐします。「現実は味方なのだから、現実を認めることである。現実を認めても悪いことは何も起こらない。現実を認めないと次々に不幸なことが起きる。『私は今まで優柔不断だったのだ』と認めれば、先の人生は開ける。先にいいことがある」というように、たとえ勉強に遅れをとっていても、焦らずにありのままの状況を認め、自分の選択(進学か就職か、またはそれ以外)を自覚することの大切さを説く。そして、受験のつらさに苦しみ、進路の選択に悩み、恋や遊びなど受験勉強を妨げる様々な欲求に迷うことが、いかに自分を強く鍛えるかを教え、するべきことに気づかせてくれます。受験の重圧におしつぶされそうなとき、たんたんと乗り越えるヒントを与えてくれる本。

目次

第1章 進路に悩むとき(偽りの責任感を捨てる;好きなものを探して ほか)
第2章 十代の苦しみが活きるとき(ピンポイント方式で「ねばならない」から抜け出す;「もっと」の前に「今」を全力で ほか)
第3章 落ちこんでいる今から出発しよう(不満の原因は何か?;「楽しめる力」を持つために ほか)
第4章 悩まない人生なんてありえない(幸せになるために、幸せにするために;病の効能 ほか)
第5章 自分を守るための約束(「泣きたい気分」の乗り越え方;運命を受け入れる ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねむねむあくび♪

48
PTAの図書の本。娘に借りたが読んで貰えず…(笑)(^w^)ま、そりゃそうだな♪( ・∇・)私も娘も悩みは自分で解決したくなるタイプ。でもこの本は極めてシンプルな中にも、深い洞察があって、含蓄深い提言が散りばめられていて、面白かった。大人からみれば、大したことの無い物事に身構えてしまう気持ちに、気がつけるようになりたいと思う。2015/02/25

18
今まさに自分が悩んでいることについて書いてあった。心が閉じているのは悪いことではなくて、次につなげるためのエネルギーをためているんだよ。そう教えられて、あぁそうなのか。何も気負いすることはないんだなと心が軽くなりました。大学のことで悩むことは多いけれど、自分に素直になれば自ずと道は開けてくる。自分が本当にやりたいことはなんなのか、もう少し頭を悩ませて青春を謳歌しよう。2010/10/14

にゃん

13
先日のセンター試験の結果、息子の第一志望の大学への道がほぼ閉ざされてしまい、連日落ちこんでいたところに、この本の題が飛び込んできた。母である私がたいへん癒やされた。失敗なんかむしろギフトである!本自体は書名と内容が微妙に違うと思うのだが、「無名兵士の言葉」というのに大変感銘を受けたし、普通の心の休ませ方本としてたいへん良いと思う。2019/02/02

ゆう

4
2017-10冊目。無駄のない簡潔な言葉でぐさぐさとくる。心が休まるかというと、むしろ痛みを伴う。だが、迷いは吹っ切れる。書いてあることは、的を得ている。受験生に向けてというよりも、それを支える大人が読むべきかも。 「なんのために勉強するの?」「どうして私は大学に行くんだろう?」そんな疑問に立ち止まる受験生に、ちょっと休憩したいときに。2017/02/03

ぶ~まっくす

4
子達よりも少し上の年の子むけだったが、参考になった。「勉強以外のこともキチンとしているから、勉強もやろうというエネルギーが湧く」には納得。2012/01/26

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