内容説明
若くハンサムなルジェーロにとって、世界は喜びに満ちていた。そんな彼の人生が暗転したのは二年半前のことだ。ロンドンで謎めいた美女サファイアと出会い、一目で惹かれ合った。ところが、情熱的な二週間を過ごしたあと、彼女は忽然と姿を消した。それ以来、ルジェーロは抜け殻も同然だった。唯一生きている実感を得られるのは、バイクを走らせるときだけ。だがある日、バイクに乗っているとき、サファイアが目の前に現れた。ゴージャスなブロンドの髪、魅惑的な体。幻覚なのか?それとも、彼女にそっくりな別人なのか?混乱したルジェーロは、あっという間に宙に投げ出されていた。★RITA賞に二度輝いた人気作家ルーシー・ゴードンのミニシリーズ〈リヌッチ家より愛をこめて〉。イタリアの名家に育った六人兄弟の恋愛模様をお楽しみいただけます。来月はいよいよ最終話。フランチェスコが登場します!★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
1
美しい従姉妹と頭のいいヒロイン。って書かれてたけど、、美しかったけど、こんなことしてたってことは、頭は良くなかったんでしょうねぇ・・・。浅はか過ぎるわ~~。医学が進歩してる世の中なのに、、、ヒーローもとんだボケでしたねぇ・・・。全く。2013/09/23
月
0
★★★☆☆リヌッチ家シリーズ何作か読んだけど、だんだんホープがうっとうしくなってきた。2014/07/30
まるかず
0
最後にはちゃんと締めてくれましたが、真相を知りながら読んでいる私としては、「天下のハーレクインのヒーローが、そんな女に心を惑わされるとは! 情けないぞ!」といった印象でした(笑) 「そんな女」は、ヒロインのことじゃありませんよ。2008/07/04